企業名 | 株式会社トップカルチャー |
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URL | https://www.topculture.co.jp/ |
業種 | 小売業 |
決算日 | 10月31日 |
資本金(百万円) | 2007.0 |
所在地 | 新潟市西区小針4丁目9番1号 |
企業概要
本企業グループは小売り業を中心に複数の事業を展開しています。主要な事業は書籍や文具、雑貨等の販売と音楽・映像ソフトの販売及びレンタルを行う「蔦屋書店事業」です。また、ゲーム・トレーディングカード事業、スポーツ関連事業、訪問看護事業、飲食事業も展開しています。
各事業の内容と状況
本企業の事業は以下の5つのセグメントで構成されています。
- 蔦屋書店事業:書籍、文具、雑貨等の販売、音楽・映像ソフトの販売及びレンタル
- ゲーム・トレーディングカード事業:古本、ゲーム、トレーディングカード等の販売や買取
- スポーツ関連事業:サッカークラブ及びサッカースクールの運営
- 訪問看護事業:精神疾患・認知症を中心とした訪問看護
- 飲食事業:タリーズコーヒーのフランチャイズ運営
特に注目すべきは、ゲーム・トレーディングカード事業と飲食事業で、新たに加わった事業として今後の成長が期待されます。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
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連結会社 | 207 (376) | – | – | – |
提出会社 | 164 (295) | 40.8 | 15.6 | 4,595 |
関連企業
- 株式会社トップブックス(連結子会社):ゲーム・トレーディングカード事業
- 株式会社グランセナフットボールクラブ(連結子会社):スポーツ関連事業
- 株式会社ワーグルスタッフサービス(連結子会社):訪問看護事業
- 株式会社メソッドカイザー(連結子会社):飲食事業
- 株式会社トーハン:出版流通事業、不動産事業、その他
- カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社:TSUTAYA、Tカードなどのプラットフォーム運営
業績
回次 | 第35期 | 第36期 | 第37期 | 第38期 | 第39期 |
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決算年月 | 2019年10月 | 2020年10月 | 2021年10月 | 2022年10月 | 2023年10月 |
売上高 (千円) | 31185530 | 30127312 | 26407087 | 20905558 | 18953534 |
経常利益 (千円) | 154305 | 476592 | 276145 | △187,458 | △888,767 |
純利益 (千円) | 135964 | 371310 | △1,939,749 | △272,846 | △1,376,505 |
包括利益 (千円) | 136781 | 373258 | △1,937,580 | △286,542 | △1,363,227 |
各指標の増減について
2023年10月期の売上高は前期比で-10.5%となり、純利益は前期比で-504.6%の減少となりました。経常利益も大幅にマイナスとなり、特に利益の減少が目立ちます。主な要因として、エネルギーコストの上昇、店舗の改装・閉店に伴うコスト負担、不採算店舗が増加したことが挙げられます。
リスクについて
本企業の主なリスクとして、次の点が挙げられます:
- フランチャイズ契約への依存:主要事業である蔦屋書店事業はフランチャイズ契約に依存しているため、契約条件の変更やFC本部の方針が当社の業績に大きく影響する可能性があります。
- 出店リスク:新店舗の開発や既存店舗の改装に多額の投資が必要であり、計画通りに進まない場合は業績に影響を及ぼす可能性があります。
- 競争環境:インターネット通販やコンテンツ配信サービスの拡大による競争が激化しており、業績に影響を与える可能性があります。
- 自然災害:地震や台風などの自然災害が発生した場合、営業活動が阻害される可能性があります。
- 法的規制:古物営業法や個人情報保護法など、事業運営に関わる法的規制があります。
まとめ
本企業は、地域社会に根ざしたエンターテイメントの提供を理念とし、主に蔦屋書店事業を中心に、多様な事業を展開しています。現在の経営環境は厳しいものの、新規事業の展開や店舗のリモデル化による収益力強化を目指しています。ただし、フランチャイズ契約への依存や競争環境の激化、自然災害などのリスクも存在します。
総じて、現状の業績は厳しいと言わざるを得ませんが、新規事業の成長や事業のリモデル化が効果を発揮すれば、将来的に安定した成長が期待されます。
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