2024-01-23有価証券報告書 トビラシステムズ株式会社

企業名 トビラシステムズ株式会社
URL https://tobila.com/
業種 情報・通信業
決算日 10月31日
資本金(百万円) 332.0
所在地 名古屋市中区錦二丁目5番12号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社は「私たちの生活 私たちの世界を よりよい未来につなぐトビラになる」を企業理念として掲げています。この理念に基づき、「誰もが実現できていない社会的課題の解決を革新的なテクノロジーで実現すること」を事業方針の軸としています。
私たちは、特殊詐欺の抑止に効果的な迷惑情報フィルタ事業に注力しており、独自のデータベーステクノロジーを活用して、スマートフォン利用者に安心安全な生活を提供しています。

各事業の内容と状況

当社の主要事業は、「迷惑情報フィルタ事業」です。主に、電話やSMSを通じたフィッシング詐欺や特殊詐欺を防止するサービスを展開しています。通信キャリアと提携し、BtoBtoCの販路により安定した顧客基盤を築いています。2023年10月末現在で、迷惑情報フィルタの月間利用者数は1,500万人を超えています。

従業員について

指標 数値
従業員数(名) 71 (24)
平均年齢(歳) 35.38
平均勤続年数(年) 4.28
平均年間給与(千円) 5,599

注: 従業員数の( )内は年間の平均人員を示す

関連企業

名称 住所 資本金 又は出資金 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
株式会社ageet 京都府向日市 23,260千円 SIP/VoIP関連技術開発 20.6 資本業務提携

業績

指標 当期数値 前期比(%)
売上高(千円) 2,061,211 22.6
営業利益(千円) 682,863 26.3
経常利益(千円) 679,248 27.6
当期純利益(千円) 517,733 60.8

各指標の増減について

売上高は22.6%増加し、これは新規契約の増加や既存顧客のサービス利用拡大によるものです。
営業利益・経常利益ともに増加し、営業コストの効率化や販売管理費の抑制が要因です。
当期純利益は60.8%増加し、これには収益増加とコスト効率化が寄与しています。

リスクについて

企業の成長には以下の主要なリスクが伴います。

  • 自然災害や有事: 南海トラフ地震や台風などの災害が業務に影響を与える可能性があります。
  • 国内景気の影響: 国内景気低迷がオプションサービス契約数の減少を引き起こす可能性があります。
  • 特殊詐欺の傾向変化: 特殊詐欺が減少するとサービス利用者が減少する可能性があります。
  • 主要取引先依存: 大手通信キャリアへの依存度が高く、契約変更が収益に影響する可能性があります。

まとめ

当社は、特殊詐欺の抑止に有効な迷惑情報フィルタ事業を展開し、安定した成長を続けています。当期の業績も増収増益であり、特に当期純利益が大きく増加しました。
技術開発力や通信キャリアとの強固な関係に基づく安定したビジネスモデルが魅力ですが、一方で新規事業の立上げやリスク管理が今後の課題となります。
総じて現状は好調ですが、リスクへの対策が今後の持続的成長には不可欠となるでしょう。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 株式会社カウリス
No.2 日本エンタープライズ株式会社
No.3 株式会社ブロードバンドセキュリティ
No.4 株式会社アイズ
No.5 株式会社グローバルインフォメーション
No.6 株式会社ワイヤレスゲート
No.7 グローバルセキュリティエキスパート株式会社
No.8 株式会社電算システムホールディングス
No.9 株式会社網屋
No.10 図研エルミック株式会社

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。