企業名 | 助川電気工業株式会社 |
---|---|
URL | https://sukegawadenki.co.jp/ |
業種 | 精密機器 |
決算日 | 9月30日 |
資本金(百万円) | 921.0 |
所在地 | 日立市滑川本町3丁目19番5号 |
企業概要
当社は、電気機械器具、精密機械器具、飲食店の経営ならびに健康補助食品の製造、販売を主な事業とし、これら製品に付帯する設備工事等これらに関連する事業を営んでおります。
各事業の内容と状況
当社は以下の3つのセグメントに分かれています:
- エネルギー関連:研究機関の安全性確証試験装置や、原子力・火力発電所の温度制御装置が主要な製品です。
- 産業システム関連:半導体・FPD・自動車・鉄鋼等の「熱と計測」に関する製品です。
- その他:飲食店の経営および健康補助食品の製造、販売を行っています。
従業員について
従業員数(人) | 平均年齢(才) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|
198 | 44.4 | 21.2 | 5,883,118 |
臨時従業員は年間平均で57人です。管理部門である全社(共通)に14人が所属しています。
当社には労働組合はありませんが、労使関係は良好で、過去に労使紛争はありません。
関連企業
該当事項はありません。
業績
当期 | 前期比(%) | |
---|---|---|
売上高(千円) | 457,712 | +5.7% |
営業利益(千円) | 58,900 | +32.5% |
経常利益(千円) | 59,600 | +27.3% |
当期純利益(千円) | 39,700 | +22.2% |
各指標の増減について
- 売上高は前期比5.7%増加しました。原子力発電所再稼働の関連製品や、韓国原子力研究機関向けの燃料集合体の売上が増加したためです。
- 営業利益は前期比32.5%増加。この増加は、新たに廃プラスチック再生資源設備関連製品の売上と、半導体製造装置関連製品の順調な販売に支えられました。
- 経常利益も前期比27.3%と大幅に増加しました。
- 当期純利益は前期比22.2%増加。原子力関連事業の売上増加が主要な要因です。
リスクについて
以下のリスクがあります:
- 原子力産業分野への依存度が高く、需要の減少が業績に悪影響を与える可能性があります。
- 半導体およびFPD製造装置関連製品に対する需要の変動も、業績に影響を与える可能性があります。
- 技術およびコストの不確定性により、想定外の設計および製作コストが発生することがあります。
- 生産拠点が一極集中しており、災害や事故により業績に重大な影響を与える可能性があります。
- 情報管理に関するリスクとして、機密情報や個人情報の流出、消失が業績に影響を与える可能性があります。
まとめ
当社は、エネルギー関連および産業システム関連に強い基盤を持っており、直近の業績も好調です。特にエネルギー関連事業においては、原子力発電所再稼働に向けた需要が増加傾向にあります。しかし、原子力産業分野および半導体関連分野に対する依存度の高さがリスクとなっており、今後の市場動向に注視が必要です。総じて、現状と見通しは「好調」と評価できます。
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