企業名 | 株式会社Speee |
---|---|
URL | https://speee.jp/ |
業種 | 情報・通信業 |
決算日 | 9月30日 |
資本金(百万円) | 1371.0 |
所在地 | 港区六本木四丁目1番4号 |
企業概要
この企業は、「解き尽くす。未来を引きよせる。」というミッションのもと、テクノロジーを活用して新たな価値を提供し、多様な産業のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。グループ全体で4社構成されており、主要な事業セグメントは不動産DX事業、マーケティングDX事業、その他事業です。
各事業の内容と状況
不動産DX事業
このセグメントでは、中古不動産売却のマッチングサービス「イエウール」、外壁リフォームのマッチングサービス「ヌリカエ」、介護施設のマッチングサービス「ケアスル 介護」などが主要サービスです。これらのサービスは、消費者と事業者のマッチングを効率化し、事業者向けの業務効率化ソリューションも提供しています。
マーケティングDX事業
マーケティングDX事業では、データ分析に基づくコンサルティングサービスと広告運用代行を行っています。顧客企業のマーケティング活動の効率化を支援し、高度なデータ活用法を提供しています。
その他事業
その他事業では、Data Platform事業とWorQ事業があります。Data Platform事業ではブロックチェーン技術を活用し、データ流通を革新することを目指しています。WorQ事業ではバックオフィス特化型タスク管理システムを提供しています。
従業員について
分野 | 従業員数 | 臨時雇用者数 |
---|---|---|
不動産DX事業 | 206 | 94 |
マーケティングDX事業 | 195 | 31 |
その他事業 | 20 | 1 |
全社(共通) | 77 | 14 |
合計 | 498 | 140 |
関連企業
- 株式会社Datachain – ブロックチェーン技術を活用したData Platform事業
- 株式会社Velocity – 不動産DX事業に特化
- 株式会社ThinQ Healthcare – 介護施設のデジタルマッチングソリューション
業績
年度 | 売上高(千円) | 経常利益(千円) | 親会社株主に帰属する当期純利益(千円) |
---|---|---|---|
2019年9月 | 7,420,781 | 189,956 | 21,853 |
2020年9月 | 9,347,734 | 674,814 | 407,714 |
2021年9月 | 12,692,791 | 1,191,252 | 835,556 |
2022年9月 | 11,238,835 | 1,589,451 | 1,082,511 |
2023年9月 | 13,605,291 | 846,962 | -1,042,023 |
前期比(%) | 21.1 | -46.7 | -196.3 |
各指標の増減について
2023年9月期の売上高は前年同期比で21.1%増加していますが、経常利益は46.7%減少、親会社株主に帰属する当期純損失として赤字と転落しています。これにより事業基盤の強化や拡大のための投資が影響を及ぼしたためと考えられます。
リスクについて
企業に特有のリスクとして、インターネット広告市場の変動、技術革新、法的規制の影響などが挙げられます。また、システムトラブルや自然災害による影響も考慮する必要があります。特に新規事業や継続的な事業投資によるリスクも存在し、これらを回避するためには適切な管理体制の維持が重要です。
まとめ
この企業はデジタルトランスフォーメーションを推進することで事業拡大を目指しており、特に不動産DX事業が順調に成長しています。しかし、投資や新規事業の影響で赤字に転落しており、今後の経営状況の改善が求められます。現時点では、不調と評価することが適当と言えますが、持続的成長のための戦略に注目する必要があります。
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