企業名 | 株式会社出前館 |
---|---|
URL | https://corporate.demae-can.co.jp/ |
業種 | 情報・通信業 |
決算日 | 8月31日 |
資本金(百万円) | 100.0 |
所在地 | 渋谷区千駄ヶ谷五丁目27番5号 |
企業概要
当社グループは当社及び子会社である株式会社出前館コミュニケーションズを中心に構成されています。主力事業は「出前館事業」で、飲食物のデリバリーを主な業務としています。デリバリーサービスは、フードデリバリーだけでなく日用品にも範囲を広げ、ユーザーの利便性向上を目指しています。
各事業の内容と状況
出前館事業
「出前館」は、日本国内最大級のデリバリーサービスであり、多数のジャンルの飲食店や小売店が加盟しています。ユーザーはパソコンやスマートフォンを利用して簡単に注文できます。また、デリバリー機能を持たない飲食店でも配達代行サービスを利用できる「シェアリングデリバリー」が提供されています。
2023年8月末時点で10万店以上の店舗が加盟しており、新型コロナウイルス感染症の影響でフードデリバリーの需要が急増しました。
ユーザーと加盟店の関係
2023年8月末におけるアクティブユーザー数は約657万人で、ユーザーは多様な決済方法を利用可能であり、配達時間の表示もされているため、利便性が高いです。
従業員について
従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与(百万円) |
---|---|---|---|
328 | 35.0 | 2.5 | 5 |
従業員数の(外書)は臨時従業員の年間平均人員です。臨時従業員にはパートタイマー、アルバイトを含み、派遣社員は含まれていません。
関連企業
主要な関連企業には以下が含まれます。
- (連結子会社) 株式会社出前館コミュニケーションズ
- (持分法適用関連会社) 株式会社くるめし
- (その他の関係会社) ソフトバンクグループ株式会社、ソフトバンク株式会社など
業績
決算年月 | 売上高 (百万円) | 経常損失 (百万円) | 親会社株主に帰属する当期純損失 (百万円) | 包括利益 (百万円) | 純資産額 (百万円) | 総資産額 (百万円) |
---|---|---|---|---|---|---|
2019年8月 | 6666 | △7 | △103 | △100 | 2839 | 7084 |
2020年8月 | 10315 | △2,984 | △4,176 | △4,288 | 28415 | 35376 |
2021年8月 | 28954 | △19,148 | △21,869 | △21,858 | 6875 | 20380 |
2022年8月 | 47314 | △36,595 | △36,218 | △36,244 | 54225 | 69190 |
2023年8月 | 51416 | △12,122 | △12,154 | △12,156 | 42340 | 54746 |
各指標の増減について
2023年の売上高は増加しましたが、積極的な事業展開と投資による費用増大により、依然として経常損失と純損失は続いています。売上が伸びているにも関わらず、損失が続いているのは、拡大ペースに比べてコストの最適化が追いついていないためです。
リスクについて
① インターネットの普及状況について
インターネットの普及状況が事業に直接影響を与える可能性があります。法律の改正や技術革新の遅延など予期せぬ要因もリスクとなりえます。
② 食品宅配市場動向について
市場規模は拡大が予測されていますが、景気の悪化や予期せぬ事象が発生するリスクも考慮しなければなりません。
③ 災害等について
食品の価格変動や自然災害が事業に影響を与える可能性があります。また、大災害時には通信障害もリスクとなります。
まとめ
「出前館」は積極的な事業拡大と投資により、売上を着実に伸ばしているものの、損失が続いている状況です。今後の見通しとしては、コストの最適化と収益性の向上が鍵となります。市場の成長は期待できる一方で、競争の激化やリスク要因にも十分注意する必要があります。
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