2023-10-27有価証券報告書 株式会社ツクルバ

企業名 株式会社ツクルバ
URL https://tsukuruba.com/
業種 不動産業
決算日 7月31日
資本金(百万円) 54.0
所在地 渋谷区恵比寿四丁目3番14号 恵比寿SSビル






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、「「場の発明」を通じて欲しい未来をつくる。」をミッションに掲げ、情報通信技術とデザインを融合させたサービスを提供しています。主要な事業として、「cowcamo(カウカモ)」事業および「不動産企画デザイン」事業を展開しています。

各事業の内容と状況

cowcamo(カウカモ)事業: ITを活用した中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo」を運営。主な収益源は売買仲介手数料など。

不動産企画デザイン事業: リノベーションしたオフィス空間をサブスクリプション型で提供する「co-ba(コーバ)」や「HEYSHA(ヘイシャ)」を展開。

従業員について

従業員数(名) 従業員数(臨時含む) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
182 245 33.5 2.9 6347

関連企業

当社グループは、当社と非連結子会社の株式会社マチニワの計2社で構成されています。

業績

期間 売上高 (千円) 売上総利益 (千円) 営業利益 (千円) 経常利益 (千円) 当期純利益 (千円)
2022年7月期 2,766,000 1,844,000 -773,000 -795,000 -822,000
2023年7月期 4,152,000 2,522,000 -132,000 -150,000 -165,000

各指標の増減について

2023年7月期において、全期間売上高は50.1%増加し、これは主に「cowcamo」事業のサービス改善および組織体制の強化によるものです。ただし、営業損失および経常損失は依然としてマイナスを維持しています。

リスクについて

当社は主に以下のリスクに直面しています:

  • 中古住宅市場およびオフィス市場の環境リスク。
  • 技術革新の速さによる競争リスク。
  • 感染症の影響による不動産取引の停滞リスク。

まとめ

当社は、中古住宅市場とリノベーション市場において強固な基盤を築いていますが、未だに多くの課題に直面しています。業績自体は前年に比べて改善傾向にありますが、全体的な収益性を向上させるためには、さらなるオペレーションの効率化と技術開発の強化が必要です。当社の現状と今後の見通しについては、好調な面もありますが、注意が必要なリスク要因も多く存在します。


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