企業名 | 株式会社ユビテック |
---|---|
URL | https://www.ubiteq.co.jp/ |
業種 | 電気機器 |
決算日 | 6月30日 |
資本金(百万円) | 941.0 |
所在地 | 港区南麻布三丁目20番1号 |
企業概要
当社グループは、主にIoTテクノロジーを活用した様々なサービスを提供しています。具体的には、IoTサービスの開発、センサ搭載通信端末機器の開発・生産、サーバーやWebアプリケーションの開発、IoTプラットフォーム製品の開発などを行っています。また、製造受託事業や開発受託事業も展開しており、多様なニーズに対応しています。
各事業の内容と状況
以下に、各事業の現状と見通しを説明します。
- IoT事業:中核事業であり、「Work Mate」や「D-Drive」などのサービスを提供しています。積極的なプロモーション活動の結果、サービス導入実績は増加しています。
- 製造受託事業:新規案件として医療機器用回路基板の販売が始まり、業績に寄与しています。従来の主力製品である紙幣鑑別センサモジュールの需要は減少しています。
- 開発受託事業:主に子会社のユビテックソリューションズが展開しています。保険分野における受託開発案件が増加し、業績は改善しています。
従業員について
以下は、従業員の状況を表にまとめたものです。
セグメントの名称 | 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|---|
IoT事業 | 27 | 42.3 | 10.6 | 5777 |
製造受託事業 | 2 | |||
開発受託事業 | 3 | |||
全社共通 | 21 | |||
合計 | 53 |
関連企業
主要な関連企業については以下の通りです。
- オリックス株式会社(親会社、57.6%議決権所有):東京証券取引所およびニューヨーク証券取引所に上場。
- 株式会社ユビテックソリューションズ(連結子会社、95.0%議決権所有):開発受託事業を展開しています。
業績
当期および前期の業績の数値を以下の表にまとめました。
項目 | 2022年6月期 | 2023年6月期 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (千円) | 1170730 | 985094 | -15.9 |
経常利益又は経常損失 (千円) | △206,026 | △228,048 | 10.7 |
当期純損失 (千円) | △210,545 | △289,053 | 37.2 |
自己資本比率 (%) | 89.1 | 88.3 | -0.8 |
自己資本利益率 (%) | △7.8 | △11.7 | 50.0 |
各指標の増減について
売上高は前期比で15.9%減少しましたが、これは市場環境の変化や主要製品の需要減少が影響しています。経常損失や当期純損失は増加しており、特に広告宣伝費および有形・無形固定資産の減価償却費の増加が主な要因です。
リスクについて
この企業に特有のリスクとして以下が挙げられます。
- 急激な技術の進歩や代替技術・商品の出現に対応が追い付かないリスク。
- 部材の調達コスト増加や調達の遅延、品質問題に伴う業績への影響。
- 製造を外部委託しているため、製造委託先のトラブルによる影響。
- IoT事業における市場創出の不確実性や新規技術の内製化のリスク。
- 知的財産権保護の限界、および他社権利侵害のリスク。
- 自然災害や新型コロナウイルス感染症による影響。
- 熟練した技術者の確保が難しく、流出リスクも高い。
まとめ
当社の現状は市場環境の変化や主要製品の需要減少により業績は厳しいものとなっています。ただし、積極的なプロモーションや新サービスの拡充など、将来に向けた施策は進行中です。さらなる利益確保には、新規案件の確実な受注やコスト削減、技術開発が鍵になります。
現状と見通しを踏まえると、全体的にはやや厳しい状況ですが、将来の成長が期待される要素も多く含まれています。投資家としては、リスク要因に注意を払いつつ、長期的な視点での評価も重要です。
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