| 企業名 | 株式会社プラッツ |
|---|---|
| URL | https://www.platz-ltd.co.jp/ |
| 業種 | その他製品 |
| 決算日 | 6月30日 |
| 資本金（百万円） | 582.0 |
| 所在地 | 大野城市仲畑二丁目３番１７号 |
企業概要
当社グループ（当社及び当社の関係会社）は、医療介護用電動ベッドの製造・販売を主たる業務としております。子会社の富若慈（上海）貿易有限公司は中国で関連製品の販売を行い、持分法適用関連会社のSHENGBANG METAL CO.,LTD.は製造を担当しています。
各事業の内容と状況
主な事業は「在宅用ベッド」と「医療施設用ベッド」に分かれており、それぞれ「福祉用具流通市場」「家具流通市場」と「医療・高齢者施設市場」向けに販売されています。また、海外市場では特に中国を中心に展開を進めております。
従業員について
| 2023年６月30日現在 | |
|---|---|
| 従業員数（人） | 105 |
| 平均年齢（歳） | 39.8 |
| 平均勤続年数（年） | 9.2 |
| 平均年間給与（千円） | 5494 |
当社グループでは労働組合は結成されていませんが、労使関係は安定しており、管理職に占める女性労働者の割合は3.5%、男性労働者の育児休業取得率は100%です。
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合 | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| 富若慈（上海）貿易有限公司 | 中国 上海市 | 人民元600万 | 医療介護用電動ベッド及び周辺機器の販売 | 100% | 当社グループで製造する医療介護用電動ベッド及び周辺機器を中国で販売 |
| SHENGBANG METAL CO.,LTD. | ベトナム ドンナイ省 | US$1,000万 | プレス加工、溶接加工、塗装等金属加工を要する製品の製造 | 48% | 当社グループが販売する医療介護用電動ベッドの製造 |
業績
| 回次 | 決算年月 | 売上高 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 | 包括利益 | 純資産額 | 総資産額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第27期 | 2019年６月 | 5,940,672千円 | 405,275千円 | 292,039千円 | 248,826千円 | 2,429,688千円 | 4,705,825千円 |
| 第28期 | 2020年６月 | 6,098,321千円 | 664,184千円 | 507,818千円 | 492,805千円 | 2,832,895千円 | 5,133,362千円 |
| 第29期 | 2021年６月 | 7,040,247千円 | 873,857千円 | 305,855千円 | 360,553千円 | 2,743,787千円 | 6,213,462千円 |
| 第30期 | 2022年６月 | 6,379,051千円 | 394,036千円 | 263,597千円 | 340,317千円 | 2,974,033千円 | 6,468,431千円 |
| 第31期 | 2023年６月 | 6,312,632千円 | 25,120千円 | 222,379千円 | 225,317千円 | 3,144,928千円 | 6,025,684千円 |
各指標の増減について
当期は売上高が前期比1.0%減少し、6,312,632千円となりました。営業損失は108百万円、経常利益は前期比で93.6%減少し25,120千円となりました。これは主に海外物流コストや原材料の高騰、円安の影響が大きかったことによります。
リスクについて
- 介護保険制度の改正：主要取引先が公的サービスの規制を受けるため、制度の改正が当社の業績に影響を与えることがあります。
- 商品の欠陥：万一商品の欠陥があった際には、大規模なリコール費用やブランドの信用低下による影響が考えられます。
- 為替変動：米ドル、ベトナムドン、ユーロにおける為替相場の変動に対するリスクがあります。
- 主要部品の調達：特定の仕入先への依存度が高く、取引に支障が生じた場合には調達リスクがあります。
- 生産拠点の集中：生産拠点が東アジアに集中しているため、政治・経済情勢の影響を受けやすいです。
- 競合他社の存在：市場拡大に伴い、新規参入や既存競合企業との競争が激化しています。
- 自然災害や疫病の影響：生産拠点や仕入先に重大な損害が発生した場合のリスクがあります。
まとめ
当社の2023年度の業績は前期比で若干低下しましたが、中国市場の拡販や新製品の開発で今後のさらなる成長が見込まれます。現在、経営環境は厳しい状況にありますが、新たな市場の開拓やコスト削減に注力することで、業績回復と長期的な成長が期待されます。総合すると、現状は横ばいであるものの、今後の成長が期待できるポジティブな見通しです。
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