企業名 | 長野計器株式会社 |
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URL | https://www.naganokeiki.co.jp/ |
業種 | 精密機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 4380.0 |
所在地 | 大田区東馬込1丁目30番4号 |
企業概要
当社グループは、圧力計、圧力センサ、計測制御機器、ダイカスト等の製造・販売を主に行っています。日本及び米国を主要拠点としたグローバルな展開を行っており、製品群は産業機械、半導体、自動車など幅広い分野に対応しています。
各事業の内容と状況
圧力計事業では産業機械、空圧機器、半導体などの分野で売上が増加しています。圧力センサ事業についても同様に、産業機械や半導体向けの売上が好調です。一方、計測制御機器事業では若干の減少が見られますが、自動車や電子部品関連のエアリークテスターの売上が好調です。ダイカスト事業は主に自動車業界向けの売上が増えており、その他事業についても自動車用電装品の売上が見られます。
従業員について
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|
758 | 41.5 | 17.8 | 5,619,000 |
また、従業員のうち管理職に占める女性労働者の割合は2.2%、男性の育児休業取得率は13.3%です。
関連企業
当社グループには34の子会社と10の関連会社が存在し、それぞれが圧力計、圧力センサ、計測制御機器、ダイカストの製造・販売を行っています。主な関連企業にはAshcroft Inc.(米国)、Willy Instrumentos de Medicao e Controle Ltda.(ブラジル)、Ashcroft Instruments (Jiaxing) Co., Ltd.(中国)、JADE Sensortechnik GmbH(ドイツ)などがあります。
業績
指標 | 当期 (2023年3月) | 前年 (2022年3月) | 前期比 (%) |
---|---|---|---|
売上高 (千円) | 60,543,925 | 54,952,783 | 10.2 |
経常利益 (千円) | 4,954,909 | 4,312,210 | 14.9 |
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 3,410,660 | 2,514,250 | 35.7 |
包括利益 (千円) | 4,796,053 | 3,882,636 | 23.5 |
各指標の増減について
売上高の増加は主に圧力計と圧力センサ事業の伸長によるものです。特に産業機械および半導体関連製品の売上が好調です。経常利益の増加は為替差益が寄与していますが、人件費の増加及び新規設備の導入による減価償却費の増加も影響しています。包括利益においては、為替換算調整勘定の増加が要因となりました。
リスクについて
当社グループにおける重要なリスクとして以下が挙げられます。
- 市場環境の変動:国内外の設備投資動向や主要部材の供給遅延が当社の業績に影響を与える可能性があります。
- 競争力:技術的な優位性はあるものの、価格競争が激化しており、価格面での対応が求められます。
- 国際的活動及び海外進出:海外拠点への依存が高く、政情変動や経済政策の影響を受けやすいです。
- 多額の設備投資:設備投資が製品需要を大きく下回った場合、過剰な減価償却費負担や設備除却が発生する可能性があります。
- 気候変動:地球温暖化による異常気象や災害の発生により、経営成績や財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
当社グループの2023年3月期における業績は、売上高、経常利益、当期純利益ともに前年を大きく上回る好調な結果となりました。主な要因として、圧力計、圧力センサの売上増加や産業機械および半導体関連製品の好調な需要が挙げられます。一方で、圧力センサの自動車搭載用製品は一部減少しているため、これらの点に関して注意が必要です。総じて、当社グループの現状と見通しは非常に良好であり、引き続き成長が期待されます。
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