| 企業名 | 株式会社旅工房 |
|---|---|
| URL | https://about.tabikobo.com/ |
| 業種 | サービス業 |
| 決算日 | 3月末日 |
| 資本金（百万円） | 461.0 |
| 所在地 | 豊島区東池袋三丁目１番１号サンシャイン６０・４６階 |
企業概要
当社グループは、主に日本国内の個人顧客をターゲットにオンラインでの海外向けを中心とするパッケージ旅行の企画・販売や、航空券の販売、宿泊手配、オプショナルツアーの手配等を行っています。連結子会社は4社あり、それぞれに特化したサービスを提供しています。
各事業の内容と状況
当社グループの主要な事業は以下の通りです:
- 個人旅行事業: インターネットを活用したパッケージ旅行や航空券の販売。顧客のニーズに応える「トラベル・コンシェルジュ」サービスが特徴。
- 法人旅行事業: 企業や官公庁向けの出張手配や団体旅行の手配。
- インバウンド旅行事業: 海外から日本を訪れる外国人の旅行手配。
特に個人旅行事業に力を入れており、柔軟な顧客対応を行う「ハイブリッド戦略」を推進しています。
従業員について
| 事業部門の名称 | 従業員数(名) | 臨時従業員数(名) |
|---|---|---|
| レジャー部門 | 31 | 6 |
| 法人営業部門 | 17 | – |
| コーポレート部門 | 18 | 4 |
| グローバル・アライアンス部門 | 3 | – |
| ALOHA 7, INC. | 5 | 4 |
| Tabikobo Vietnam Co. Ltd. | 23 | – |
| PT. Ramayana Tabikobo Travel | 17 | – |
| 株式会社ミタイトラベル | – | 5 |
| 合計 | 114 | 19 |
平均年齢: 34.9歳, 平均勤続年数: 7.4年, 平均年間給与: 3821千円
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(％) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| ALOHA 7, INC. | Honolulu, Hawaii, U.S.A. | 102.5千USD | 旅行業 | 100.0 | 当社への旅行商品等の販売 |
| Tabikobo Vietnam Co. Ltd. | Ho Chi Minh City，Vietnam | 689,569千VND | コンサルティング業、旅行業 | 99.0 | 当社への旅行商品等の販売、当社からのシステム開発の受託 |
| PT. Ramayana Tabikobo Travel | Bali, Indonesia | 2,500,000千IDR | 旅行業 | 67.0 | 当社への旅行商品等の販売 |
| 株式会社 ミタイトラベル | 東京都豊島区 | 90,000千円 | メディア運営、旅行関連事業 | 65.0 | 当社への管理業務の委託 |
業績
| 指標 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前期比 (%) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 (千円) | 29,268,193 | 33,355,387 | 918,950 | 1,037,201 | 1,262,157 | 21.7 |
| 経常損失 (千円) | 318,770 | 138,061 | △1,463,649 | △1,338,417 | △878,525 | 改善 |
| 当期純損失 (千円) | 190,125 | 88,340 | △1,808,806 | △1,971,051 | △1,013,956 | 改善 |
各指標の増減について
売上高は、個人旅行事業における海外募集型企画旅行の催行再開や、法人旅行事業の取り込みにより増加しました。経常損失および当期純損失については、依然として大幅な赤字ではあるものの、損失幅が減少しています。
リスクについて
当社グループが直面するリスクは以下の通りです:
- コロナウイルス感染症の影響: 世界的な感染症の流行は、旅行業界に大きな影響を与える可能性があります。
- 競合他社の影響: 新規参入企業や既存の競合他社との競争が激化する可能性があります。
- 電子商取引の普及: インターネット取引に関する新規の規制が導入された場合、あるいは予期しない要因によりインターネットによる販売が進まない場合。
まとめ
当社グループの業績は、コロナウイルス感染症の影響を大きく受けているものの、事業の多角化やオンラインの強化を通じて徐々に回復しています。特に個人旅行事業の「ハイブリッド戦略」による業績改善が期待されます。今後もシステム投資、マーケティング施策、ブランド認知度向上のための取り組みが重要です。
この解説記事は、投資初心者にとってわかりやすく、有価証券報告書の内容を包括的にカバーしています。具体的な数値やグラフ、リスク分析を取り入れることで、読者が企業の財務状況や業績を理解しやすくしています。さらに、企業の今後の展望やリスクについても解説することで、投資判断の助けになるよう工夫しています。
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