2023-06-30有価証券報告書 株式会社免疫生物研究所

企業名 株式会社免疫生物研究所
URL https://www.ibl-japan.co.jp/
業種 医薬品
決算日 3月31日
資本金(百万円) 50.0
所在地 藤岡市中字東田1091番地1






有価証券報告書の解説記事


企業概要

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、株式会社免疫生物研究所(当社)及び連結子会社2社で構成されております。当社グループは、抗体関連事業、遺伝子組換えカイコ開発事業、化粧品関連事業を展開しています。

各事業の内容と状況

① 抗体関連事業: 診断試薬サービス、検査サービス、TGカイコサービスを展開。海外販売におけるeマーケティングの活用が功を奏し大幅な業績向上を実現。

② 遺伝子組換えカイコ開発事業: 遺伝子組換えカイコの技術を用いてタンパク質や抗体の生産を行っており、特に研究用試薬および体外診断用医薬品の製造・販売に注力。

③ 化粧品関連事業: 化粧品原料「ネオシルク®-ヒト型コラーゲンⅠ」を配合した製品の販売。中国市場への展開を進めるとともに国内販売も強化。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
59 44.3 15.2 4227

関連企業

主要な関連企業として、株式会社ネオシルク化粧品および株式会社AI Bioを挙げることができます。前者は化粧品関連事業を、後者は抗体関連事業を展開しています。

業績

項目 単位 第37期 第38期 第39期 第40期 第41期
売上高 (千円) 630752 500062 531820 603855 790600
経常利益又は経常損失(△) (千円) -159,794 -503,432 -196,675 -69,963 65,973
当期純損失(△) (千円) -179,050 -547,128 -219,107 -123,641 -630,968
純資産額 (千円) 2140609 2064300 1845193 1719385 1088416
総資産額 (千円) 2911068 2439750 1962901 1997942 1394501

各指標の増減について

第41期において売上高は大幅に増加し790,600千円となりました。これは特に抗体関連事業における診断試薬サービスの売上増が寄与しています。経常利益は前期比で利益転換を果たし65,973千円となりましたが、特別損失の計上により当期純損失は依然として大きく-630,968千円でした。

リスクについて

当社グループの主なリスクには、以下のような事項が挙げられます。これらに対して適切な管理を行い、事業への影響を最小限に抑えるよう努力しています。

  • 他社との業務提携リスク
  • 知的財産権に関するリスク
  • 機密情報の流出リスク
  • 個人情報漏洩リスク
  • 特定人物への依存リスク
  • 海外展開によるリスク
  • 医薬品開発の遅延リスク

まとめ

当社グループの事業は、特に抗体関連事業の業績が好調で、診断試薬サービスの売上が伸びています。今後の成長が期待されますが、特別損失の影響により当期純損失が発生している点は課題として残ります。全体として、安定した収益を確保するためには、各事業の改善が求められます。今後の展望としては、海外市場の拡大や研究開発の効率化が鍵となるでしょう。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。