企業名 | 株式会社チノー |
---|---|
URL | https://www.chino.co.jp/ |
業種 | 電気機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 4292.0 |
所在地 | 板橋区熊野町32番8号 |
企業概要
当社グループは、計測・制御・監視技術を専門とする企業グループで、国内外に複数の子会社を持ち、産業の発展と社会貢献を理念としています。主要事業は計測制御機器、計装システム、センサなど多岐にわたり、世界中でその技術を提供しています。
各事業の内容と状況
計測制御機器: 国内外で高機能温度計測・制御・監視用の製品を製造・販売しています。特に半導体製造装置や熱処理装置向けの需要が高いです。
計装システム: 制御構築技術やIoT技術を活用し、脱炭素関連の燃料電池評価試験装置等を提供しています。
センサ: 半導体関連の製造装置向け温度センサや放射温度計など、非接触センシング技術を主力としています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均給与 |
---|---|---|---|---|
計測制御機器 | 382 | 41.60歳 | 15.95年 | 5,841,505円 |
計装システム | 196 | |||
センサ | 260 | |||
その他 | 55 | |||
全社(共通) | 208 |
関連企業
- 株式会社チノーソフテックス(群馬県):ソフトウェア関連
- 三基計装株式会社(埼玉県):計装システム
- 株式会社浅川レンズ製作所(埼玉県):センサ
- アーズ株式会社(神奈川県):センサネットワーク製品開発
- アドバンス理工株式会社(神奈川県):計装システム
- 明陽電機株式会社(静岡県):センサ
業績
指標 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 前期比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
売上高(百万円) | 21,999 | 20,582 | 21,080 | 21,908 | 23,793 | +8.6 |
経常利益(百万円) | 1,750 | 1,683 | 1,283 | 1,744 | 2,294 | +31.5 |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 1,113 | 1,218 | 1,289 | 1,050 | 1,536 | +46.2 |
包括利益(百万円) | 998 | 853 | 1,800 | 1,302 | 1,880 | +44.4 |
純資産額(百万円) | 15,948 | 16,318 | 19,502 | 20,150 | 21,574 | +7.1 |
総資産額(百万円) | 27,402 | 26,708 | 30,398 | 31,545 | 36,289 | +15.0 |
自己資本比率(%) | 54.7 | 57.6 | 54.7 | 55.7 | 51.8 | -7.0 |
各指標の増減について
売上高が前年比8.6%増となったのは、国内及び中国を中心とするアジア地域での売上が好調だったためです。経常利益が31.5%増加した要因は、増収効果に加え、原価低減の取り組みと販売価格の見直しが奏功したためです。
リスクについて
当社グループには以下のようなリスクが存在します:
- 景気の悪化: 国内製造業の設備投資の落ち込みにより、業績に悪影響を及ぼす可能性がある。
- 為替変動: 大幅な為替変動(円高)が価格競争力を低下させる可能性がある。
- 地政学リスク: 政治・経済情勢の悪化やテロによる事業活動の制約が発生した場合に悪影響を受ける可能性がある。
まとめ
当社グループは、増収増益を達成し、各経済指標の多くが好調に推移しています。原価低減や価格見直しの取り組みが成功を収め、特に計装システムと計測制御機器事業が大きく成長しました。しかし、依然として半導体不足やエネルギー価格の高騰、不安定な為替相場などのリスクが存在します。総じて、業績の現状と見通しについては楽観的で、持続的成長が見込まれます。
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