| 企業名 | 株式会社オプティム |
|---|---|
| URL | https://www.optim.co.jp/ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 443.0 |
| 所在地 | 佐賀市本庄町１ |
企業概要
当社グループは、「ネットを空気に変える」というミッションを掲げ、インターネット利用のITリテラシーの壁を取り払い、人々がインターネットを意識せずに利用できる環境を整えることを目指しています。主にIoTプラットフォームサービス、リモートマネジメントサービス、サポートサービスの提供を行っています。
各事業の内容と状況
当社グループは、「IoTプラットフォームサービス」、「リモートマネジメントサービス」、「サポートサービス」の3つの主要サービスを提供しています。以下、それぞれのサービスについて説明いたします：
IoTプラットフォームサービス
「Optimal Biz」などを中心に、スマートデバイスやパソコンの一括管理をクラウド上で行うサービスを提供。また、ピンポイントタイム散布やスマート農業ソリューション、遠隔診療サービスなど多岐にわたるプラットフォームを展開しています。
リモートマネジメントサービス
スマートデバイスやサーバーを遠隔からサポートする「Optimal Remote」や、「Optimal Second Sight」など、IT機器のサポートを提供するサービスです。
サポートサービス
ネットワーク解析ツール「Optimal Setup」、デバイス状態の診断・復旧を行う「Optimal Diagnosis ＆ Repair」などのツールを提供しています。
従業員について
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 従業員数(名) | 365 |
| 平均年齢(歳) | 33.2 |
| 平均勤続年数(年) | 4.6 |
| 平均年間給与(千円) | 5648 |
さらに、男性労働者の育児休業取得率は100%であり、労働者の男女の賃金差異は以下の通りです：
- 全労働者：74.6%
- 正規雇用労働者：83.1%
- パート・有期労働者：103.2%
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金(千円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合又は被所有割合(％) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社オプティムアグリ・みちのく | 青森県青森市 | 80000 | スマート農業事業 | 95.0 | スマート農業のサービス提供。役員の兼任あり。 |
| オプティム・バンクテクノロジーズ株式会社 | 佐賀県佐賀市 | 30000 | AI・IoTソリューションの販売 | 95.0 | AI・IoTソリューションの販売。役員の兼任あり。 |
| 株式会社ランドログマーケティング | 東京都港区 | 10000 | 建設業界向けICT機器の販売 | 100.0 | 資金の貸付。役員の兼任あり。 |
業績
| 項目 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高(千円) | 8310717 | 9277336 | 11.6 |
| 経常利益(千円) | 1485545 | 1634990 | 10.1 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 943561 | 962761 | 2.0 |
| 包括利益(千円) | 896574 | 940421 | 4.9 |
各指標の増減について
本年度は以下の指標に増加が見られました：
- 売上高は11.6%増加しました。これは、IoTプラットフォームサービスの需要が拡大したためです。
- 経常利益は10.1%増加しました。これは、売上高の増加に伴って利益が拡大したためです。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は2.0%増加しました。これは、経常利益の増加に伴い、最終利益が増えたためです。
- 包括利益は4.9%増加しました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益の増加により包括利益も増加したためです。
リスクについて
投資家が特に気にすべきリスクは以下の通りです：
- システムダウン及び情報セキュリティに係るリスク: 自然災害やハッキングによりサービスが停止するリスク。
- 特定取引及び特定取引先への依存: 主な取引先であるKDDI株式会社への依存が高いため、契約解消時のリスク。
- 市場動向: 市場規模が想定よりも拡大しないリスク。
まとめ
当社グループは、IoTプラットフォームサービスやリモートマネジメントサービスなど、多様なサービスを展開し、順調に業績を伸ばしています。これらのサービスの需要が引き続き高まっており、売上高や経常利益も堅調な増加を見せています。しかし、特定取引先への依存やシステムダウンのリスクは依然存在します。全体として、現状は好調を維持しており、今後も成長が期待される企業と評価できます。
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