2023-06-30有価証券報告書 株式会社アサヒペン

企業名 株式会社アサヒペン
URL https://www.asahipen.jp/
業種 化学
決算日 3月31日
資本金(百万円) 5869.0
所在地 大阪市鶴見区鶴見4丁目1番12号





有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当連結会計年度において株式会社ザ・ペットの全株式を取得し連結子会社としたことより、当社(㈱アサヒペン)及び子会社6社、合計7社で構成されております。前連結会計年度までは、塗料事業及びDIY用品事業を主な事業としておりましたが、当連結会計年度より、新規事業としてペットフード・ペット用品の販売を行うペット用品事業を主な事業として追加しております。

各事業の内容と状況

塗料事業

塗料の製造および販売を主に行っており、塗装工事の請負および施工も行っています。最近の原材料価格の高騰や円安進行により利益が減少傾向にあります。

DIY用品事業

DIY用品やインテリア・ハウスケア用品の販売を行っています。今期は販促活動の費用削減により、利益が増加しました。

ペット用品事業

ペットフード・ペット用品の販売を行う新規事業であり、総額34億600万円の売上を達成しています。

その他

物流サービス業や不動産賃貸業を行っている会社もあり、これらがグループ全体の収益を支えています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人)
塗料事業 129
DIY用品事業 61
ペット用品事業 37
その他 31
合計 258

提出会社の従業員について:

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
152 43.1 16.0 5,561,850

関連企業

名称 住所 資本金 (千円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合 (%) 関係内容
大豊塗料㈱ 東京都江東区 50000 塗料事業 100 互いに製品の購入・販売を行い、事務所を賃貸
㈱アサヒペン・ホームイングサービス 大阪市鶴見区 120000 塗料事業 100 製品を販売、事務所を賃貸
共福産業㈱ 大阪市鶴見区 21000 DIY用品事業 100 製品・商品を販売、事務所を賃貸
㈱ザ・ペット 大阪府茨木市 20000 ペット用品事業 100 役員の兼任あり
㈱アサヒロジスト 大阪市鶴見区 25000 物流サービス業 100 物流業務を委託、事務所を賃貸
㈱オレンジタウン 大阪市鶴見区 40000 不動産賃貸業 100 役員の兼任あり

業績

主要経営指標の推移(連結)
指標 決算年月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月
売上高(千円) 13760835 13760835 15845204 14221440 17130859
経常利益(千円) 711967 778976 1129658 976493 995120
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 516305 525179 633298 1003857 653659
包括利益(千円) 548004 281897 1331970 754531 757965
純資産(千円) 12512640 12283521 12935811 13251114 13529963
総資産(千円) 18778139 18579857 19666922 19726155 21519735
1株当たり純資産(円) 2981.88 3000.48 3355.54 3521.24 3733.49
1株当たり当期純利益(円) 120.87 125.58 157.67 260.37 175.53
自己資本比率(%) 66.6 66.1 65.8 67.2 62.9
自己資本利益率(%) 4.1 4.2 5.0 7.7 4.8

各指標の増減について

売上高は前年同期比20.5%増加しました。この増加は、子会社である株式会社ザ・ペットの売上が含まれたことが主な要因です。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は34.9%減少しました。これは子会社買収関連費用や原材料価格の高騰、法人税の増加が影響しています。

リスクについて

以下のリスクがあります。

  • 原材料価格の変動: 特に石油化学製品や顔料の市場価格が影響を受けやすいです。
  • 為替相場の変動: 海外調達が多く、為替変動により費用が変動します。
  • 天候不順: 季節需要に影響を受け、特に家庭用塗料や園芸用品は影響大です。
  • 自然災害: 大規模な災害は生産・物流に影響を与える可能性があります。
  • 新型コロナウイルス感染症の影響は限定的ですが、今後の状況次第で変動する可能性があります。

まとめ

当社の業績は、塗料事業やDIY用品事業が一時的に減少したものの、新たに加わったペット用品事業が大きく貢献し、全体の売上高は増加しました。しかし、原材料価格や為替変動の影響で利益は減少傾向にあり、これらのリスク要因にも注意が必要です。総合的に見ると、今後の見通しは安定的と言えます。

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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。