2023-06-30有価証券報告書 ナノキャリア株式会社

企業名 NANO MRNA株式会社
URL https://www.nanomrna.co.jp/
業種 医薬品
決算日 3月31日
資本金(百万円) 119.0
所在地 中央区京橋一丁目4番10号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社は、mRNA医薬の創薬及び知財獲得を進め、後期臨床開発ステージに入る時点までに大手製薬企業等にライセンスアウトするビジネスモデルを採用しています。主要な事業は、最先端のサイエンスを提供することで世界中の製薬企業を支援し、人々の健康に貢献しています。

各事業の内容と状況

当社の事業は主にmRNA医薬に特化しており、複数のパイプラインを同時進行でインキュベートしています。既存の低分子抗がん剤や核酸医薬の開発からビジネスモデルを転換し、新たに変形性膝関節症に対する再生医薬の開発を進めております。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
17 50.0 8.7 7,080

関連企業

名称 住所 資本金(千円) 主要な事業の内容 所有割合
株式会社PrimRNA 東京都中央区 1000 医薬品の研究開発及び製造等 90%

業績

当期の業績

指標 当期 前期比
売上高(千円) 202,189
経常損失(千円) 1,104,580
親会社株主に帰属する当期純損失(千円) 1,310,976
純資産額(千円) 4,253,443
総資産額(千円) 5,784,390
自己資本比率(%) 73.5
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円) 1,087,051
投資活動によるキャッシュ・フロー(千円) 1,207,913
現金及び現金同等物の期末残高(千円) 1,309,592

各指標の増減について

今期は連結財務諸表の作成初年度であるため、前年同期比較は行っていません。

リスクについて

以下のリスクがあります。

  • パイプラインに関するリスク: 新規パイプラインおよび非臨床ステージの進捗リスク。特に、創薬シードから新規パイプラインへの移行やライセンスアウトの成功確率。
  • 研究開発資金の確保に関するリスク: 資金調達の確保が研究開発の継続に不可欠。
  • 小規模組織であることに関するリスク: 特定の人材への依存度が高く、人員確保が重要。
  • 第三者への依存に関するリスク: 委託先の倒産や契約解消リスク。

まとめ

当社は、新たなビジネスモデルへの転換を行い、mRNA医薬のIP創出に注力しています。現状では多額の損失を計上していますが、長期的な成長が見込まれます。アナリストとしての評価は、現時点ではリスクが高いものの、今後の事業展開に期待しています。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。