企業名 | 株式会社FFRIセキュリティ |
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URL | https://www.ffri.jp/ |
業種 | 情報・通信業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 286.0 |
所在地 | 千代田区丸の内三丁目3番1号 |
企業概要
当社グループ(株式会社FFRIセキュリティ及び子会社)は、主にサイバー・セキュリティ事業を展開しており、さらにソフトウェア開発・テスト事業も行っています。サイバー・セキュリティ事業では、コンピュータ・システムの安全性を確保するための技術及びリサーチを基盤とし、防衛産業へのセキュリティサービスや製品提供など幅広い分野で活動しています。
各事業の内容と状況
サイバー・セキュリティ事業
当社グループのサイバー・セキュリティ事業は、「ナショナルセキュリティセクター」、「パブリックセクター」、「プライベートセクター」の3つの主要なセグメントに分かれています。
- ナショナルセキュリティセクター:国家安全保障に関連するセキュリティサービス提供
- パブリックセクター:官公庁や地方自治体向けのセキュリティサービス提供
- プライベートセクター:一般企業や個人向けのセキュリティサービス及びプロダクト提供
ソフトウェア開発・テスト事業
ソフトウェアの設計・開発・評価・解析を行い、技術者の派遣も行っています。この分野では、ソフトウェアの品質保証や不具合検出のためのテスト計画と実施が主な業務です。
従業員について
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
123 | 36.1 | 4.4 | 6429 |
労働組合は結成されていないものの、労使関係は安定しています。特に管理職内の女性割合や育児休業取得率等の詳細なデータは提供されていませんが、会社側でのサポート体制は整っています。
関連企業
名称 | 所在地 | 資本金 | 主要な事業内容 | 当社の所有比率 |
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株式会社シャインテック | 神奈川県川崎市 | 12,000千円 | ソフトウェア開発・テスト等 | 100% |
株式会社エヌ・エフ・ラボラトリーズ | 東京都港区 | 200,000千円 | サイバー・セキュリティに関する教育・研修、研究開発 | 40% |
業績
項目 | 第15期 | 第16期 | 前年比 |
---|---|---|---|
売上高 (千円) | 1,779,344 | 1,952,752 | +9.7% |
経常利益 (千円) | 156,236 | 247,404 | +58.4% |
当期純利益 (千円) | 120,978 | 187,279 | +54.8% |
各指標の増減について
売上高が9.7%増加し、経常利益と当期純利益もそれぞれ58.4%と54.8%増加しました。これらの増加は、特にナショナルセキュリティセクターやパブリックセクターでの売上が増加したことが主要要因です。
リスクについて
当社グループの事業運営には以下のリスクがあります:
- 製品やサービスに重大な不具合が発生する可能性
- サイバー攻撃による信頼性喪失のリスク
- 技術革新や市場変化に迅速に対応できないリスク
- 情報漏洩のリスク
- 特定の事業に依存するため、市場環境の変動による影響
まとめ
当社グループの現状は、主力のサイバー・セキュリティ事業において安定した成長を遂げております。特にナショナルセキュリティセクターとパブリックセクターでの安定した売上増加が見込まれる一方で、プライベートセクターにおける個人向け製品の売上減少に伴う影響もあります。
総体的に見ると、政府の支援や国際的なセキュリティ需要の高まりを背景に、当社の未来は期待できると考えられます。しかし、技術革新やマーケットの変化に柔軟に対応できる体制強化とともに、リスク管理の徹底が求められる状況です。
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