| 企業名 | 日本モーゲージサービス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.m-s-j.jp/ |
| 業種 | その他金融業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 1061.0 |
| 所在地 | 港区西新橋３丁目７番１号 |
企業概要
この企業は主に中小規模の住宅事業者の経営を支援する事業を行っています。住宅ローン、住宅瑕疵保険、地盤保証など幅広いサービスを提供し、住宅事業者の経営をサポートしています。これにより、安全で高品質な住宅を提供することを目指しています。
各事業の内容と状況
住宅金融事業
独立行政法人住宅金融支援機構と提携し、フラット35などの住宅ローンを提供しています。最近では、新規プロパーローン商品の取扱いも開始し、事業の多角化を進めています。
住宅瑕疵保険等事業
住宅瑕疵担保責任保険を販売し、地盤保証や住宅性能評価なども行っています。再保険等によるリスク管理を行い、安定した事業運営を目指しています。
住宅アカデメイア事業
住宅引渡後の保証サービスや、住宅事業クラウドシステムを提供しています。特に「助っ人クラウド」が注目されています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（フルタイム） | 平均臨時雇用者数 |
|---|---|---|
| 住宅金融事業 | 49人 | 7人 |
| 住宅瑕疵保険等事業 | 107人 | 16人 |
| 住宅アカデメイア事業 | 20人 | 9人 |
関連企業
この企業の主要連結子会社には、以下の3社があります。
| 名称 | 住所 | 資本金または出資金（千円） | 主要な事業の内容 |
|---|---|---|---|
| 株式会社ハウスジーメン | 東京都港区 | 300,400 | 住宅瑕疵保険等事業 |
| 株式会社住宅アカデメイア | 東京都港区 | 225,000 | 住宅アカデメイア事業 |
| 一般社団法人住宅技術協議会 | 東京都港区 | 3,000 | 住宅瑕疵保険等事業 |
業績
| 指標 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業収益 | 6,267,943 | 7,117,779 | 7,129,797 | 7,689,496 | 7,325,931 |
| 経常利益 | 1,154,017 | 1,483,082 | 1,416,585 | 1,699,414 | 1,471,527 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 802,992 | 1,014,726 | 945,924 | 1,130,594 | 1,002,214 |
| 純資産額 | 3,962,774 | 4,762,192 | 5,970,736 | 6,828,165 | 7,527,988 |
| 総資産額 | 14,873,137 | 18,285,572 | 20,327,486 | 22,501,260 | 22,207,591 |
各指標の増減について
営業収益は前年同期比4.7%減の7,325,931千円となり、経常利益は同13.4%減の1,471,527千円、純資産額は同10.2%増の7,527,988千円となりました。持家の市場が厳しい中、全体としてはどの事業も減収が目立ちますが、純資産額の増加は嬉しいニュースです。
リスクについて
この企業が直面するリスクは多岐にわたります。主なリスクとしては、金利や住宅市場の動向、競合企業との競争、大規模な自然災害や感染症の流行等によるリスクが挙げられます。特に住宅金融事業や住宅瑕疵保険等事業に関する法的変更や、金融市場の変動が大きなリスク要因です。
まとめ
この企業は中小住宅事業者を支援し、多彩なサービスを提供している強みがあります。短期的には厳しい経営環境が続くと予測されますが、長期的には新事業の成功や顧客基盤の拡大によって成長が期待できます。総じて現状は横ばいですが、今後の経営戦略と市場動向を注視する必要があります。
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