企業名 | 三井金属鉱業株式会社 |
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URL | https://www.mitsui-kinzoku.com/ |
業種 | 非鉄金属 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 42223.0 |
所在地 | 品川区大崎一丁目11番1号 |
企業概要
当社は、様々な製品を製造する大手の非鉄金属メーカーです。主に機能材料、金属、モビリティ、その他の事業を展開する企業グループとして、国内外で幅広い事業を行っています。また、環境問題や技術革新に積極的に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献しています。
各事業の内容と状況
機能材料: 機能材料事業では、電池材料や高性能電子機能粉末、銅箔などの製品を製造・販売しています。今年は販売量が減少しましたが、水素吸蔵合金など特定製品は価格の上昇もあり増収傾向です。
金属: この事業では亜鉛、鉛、銅、金、銀の製造販売を行っており、資源リサイクル事業にも力を入れています。現在、国内亜鉛メッキ鋼板向け需要は低調ですが、円安の影響で売上高は増加しています。
モビリティ: モビリティ事業では、排ガス浄化触媒や自動車用ドアロックの製造・販売を手掛けています。排ガス浄化触媒は堅調で、特にインドや東南アジア向け販売が伸びています。
その他の事業: その他の事業では、銅電解工場装置や産業プラントのエンジニアリングを行います。今年は国内のプラント工事受注が回復しました。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 臨時従業員数(人) |
---|---|---|
機能材料 | 2857 | 186 |
金属 | 2233 | 210 |
モビリティ | 5063 | 546 |
その他の事業 | 1393 | 82 |
全社(共通) | 569 | 45 |
関連企業
当社及び関連会社には、機能材料部門では日本イットリウム㈱、金属部門では神岡鉱業㈱、モビリティ部門では三井金属アクト㈱、その他の事業では三井金属エンジニアリング㈱などが主な関係会社として存在します。
業績
指標 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 633,346 | 651,965 | 2.9 |
経常利益 (百万円) | 65,990 | 19,886 | -69.9 |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 52,088 | 8,511 | -83.7 |
包括利益 (百万円) | 50,925 | 18,177 | -64.3 |
純資産額 (百万円) | 250,048 | 261,406 | 4.5 |
総資産額 (百万円) | 637,878 | 631,894 | -0.9 |
自己資本比率 (%) | 37.6 | 40.1 | 6.6 |
各指標の増減について
売上高は2.9%増加しましたが、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は大幅に減少しています。これは、エネルギーコストの上昇や非鉄金属相場の変動が影響しているためです。しかし、自己資本比率や純資産額は増加しており、財政的には一部改善が見られます。
リスクについて
当社に特有のリスクとしては、エネルギーコストの上昇、非鉄金属相場や為替の変動が挙げられます。また、感染症の大規模流行や大規模自然災害、情報セキュリティに関するリスクも無視できません。
まとめ
当社の2023年度は、売上高の増加にも関わらず、経常利益や純利益は大幅に減少しました。エネルギーコストの上昇や市場の変動に対する対策が求められます。しかし、自己資本比率の改善や純資産の増加など、ポジティブな指標も見られます。全体的に見て、現状はやや厳しい状況ですが、長期的には持続可能な成長が期待できる企業の一つと言えるでしょう。
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