2023-06-28有価証券報告書 株式会社昭和真空

企業名 株式会社昭和真空
URL https://www.showashinku.co.jp/
業種 機械
決算日 3月31日
資本金(百万円) 2177.0
所在地 相模原市中央区田名3062番地10






有価証券報告書解説


企業概要

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、株式会社昭和真空及び子会社3社により構成されており、真空技術応用装置の製造・販売、構成部品・付属品の販売、修理を主な業務としています。主要子会社として昭和真空機械(上海)有限公司、昭和真空機械貿易(上海)有限公司、株式会社エフ・イー・シーがあります。

各事業の内容と状況

真空技術応用装置事業: 主に真空中で特定の基板に薄膜を形成させる装置を製造しています。水晶デバイス装置、光学装置、電子部品・その他装置に大別され、それぞれが特定の用途や顧客ニーズに応じた装置を提供しています。

サービス事業: 真空技術応用装置の構成部品・付属品の販売及び修理を行っています。主に、定期的な稼働状況確認による潜在ニーズの掘り起こしや、顧客への生産性向上提案を通じて、装置の改造・修理や消耗品の販売に努めています。

従業員について

セグメントの名称 従業員(人) 従業員(人)
真空技術応用装置事業 172 (11)
サービス事業 54 (3)
報告セグメント計 226 (14)
全社(共通) 14 (-)
合計 240 (14)

関連企業

関連企業:

– 昭和真空機械(上海)有限公司

– 昭和真空機械貿易(上海)有限公司

– 株式会社エフ・イー・シー

当社は、これらの関連企業を通じて、真空技術応用装置の製造・販売及びサービスを包括的に展開しています。

業績

指標 単位 2022年3月期 2023年3月期 前期比(%)
売上高 (千円) 11964075 10127813 -15.3%
経常利益 (千円) 1700452 1077442 -36.6%
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 1240033 779755 -37.1%
自己資本比率 (%) 63.6 74.5 +17.1%

各指標の増減について

売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、スマートフォン出荷台数の減少や主要取引先の設備投資の低調が原因で前年同期比で減少しています。一方、自己資本比率は企業の内生的な資本強化や厳しい経費管理の結果、上昇しました。

リスクについて

デバイスメーカの設備投資動向によるリスク: 当社の主要な取引先であるデバイスメーカの設備投資動向に大きく依存しており、これらの変動が業績に影響を及ぼす可能性があります。

販売価格の低下によるリスク: 厳しい価格競争や値下げ要請により、装置販売価格の引下げを求められることが恒常化しています。

資材の調達に関わるリスク: 原材料の価格上昇や需給逼迫が発生した場合、生産コストや供給の安定性に影響を与える可能性があります。

まとめ

当社の現状と見通しを考えると、現状は厳しいものの、5G普及や次世代デバイスの増加により、中長期的な需要増加が期待されます。リスク管理を引き続き行いながら、研究開発及びコストダウンに注力し、未来の成長を実現することが求められます。


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