2023-06-28有価証券報告書 株式会社リボミック

企業名 株式会社リボミック
URL https://www.ribomic.com/
業種 医薬品
決算日 3月31日
資本金(百万円) 50.0
所在地 港区白金台3-16-13 白金台ウスイビル6階






有価証券報告書解説


企業概要

当社は、抗体に続く次世代新薬として期待されているアプタマー(核酸医薬の一種)に特化して医薬品の研究開発を行うバイオベンチャーです。当社独自の「RiboARTシステム」を活用し、革新的なアプタマー医薬の研究を行っています。企業理念は「Unmet Medical Needs に応える」であり、特に未だに満足すべき治療法のない疾患領域の医療ニーズに取り組んでいます。

各事業の内容と状況

当社の主な研究プロジェクトとして、

  • RBM-007(抗FGF2アプタマー)を用いた滲出型加齢黄斑変性(wet AMD)と軟骨無形成症(ACH)に関する臨床試験
  • RBM-003(抗キマーゼアプタマー)を用いた心不全治療
  • RBM-010(抗ADAMTS5アプタマー)を用いた変形性関節症

これらのプロジェクトは、すでに第2相臨床試験などの段階まで進捗しており、有望な治療法として期待されています。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
25 42.60 6.2 7132

関連企業

現時点では、主要な関連企業は報告されていません。

業績

項目 2023年3月期 2022年3月期 前年同期比%
事業収益(千円) 65,969 80,909 -18.5
営業損失(千円) -1,786,041 -1,748,112 2.2
経常損失(千円) -1,649,305 -1,635,532 0.8
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円) -1,708,626 -1,499,224 14.0

各指標の増減について

当期の業績は全般的に悪化しており、特に事業収益が前年同期比で18.5%減少しました。長期的な研究開発投資や臨床試験の進捗に伴う支出の増加が主な要因です。

リスクについて

この企業特有のリスクとしては、臨床開発の不確実性、競争の激化、新薬の収益化の遅延などが挙げられます。また、特許や知的財産権の確保も重要です。

まとめ

当社は、最先端のアプタマー医薬を開発していますが、現時点では収益化の道のりはまだ長いです。重要なのは、これからも研究開発に注力し、ライセンス・アウトやパートナリングを協力して進めることです。現状は挑戦的ですが、技術的優位性を活かして将来の成長を期待します。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。