2023-06-28有価証券報告書 株式会社ベネフィットジャパン

企業名 株式会社ベネフィットジャパン
URL https://www.benefitjapan.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 604.0
所在地 大阪市中央区道修町一丁目5-18






有価証券報告書の解説


企業概要

この企業はモバイルWi-Fi事業及びロボット事業を主たる事業として展開しているグループで、子会社3社を含んでいます。各事業で安心サービスやオプションサービス、インターネットオプションサービスなどを提供しています。

各事業の内容と状況

モバイルWi-Fi事業

モバイルWi-Fi事業は、仮想移動体通信事業者として複数の通信事業者から回線を提供受け、一般顧客向けにモバイルWi-FiとSIMカードをパッケージ化した製品を販売しています。新規会員獲得はコミュニケーションセールスを通じて行われ、端末代金を割賦契約で販売し、月額通信利用料を含むストック収益を得ています。

ロボット事業

ロボット事業では、コミュニケーションロボットとSIMカードをパッケージ化した製品を販売。これに加えて、ロボットの安全保証サービスやプレミアムサポートなどのオプションサービスも提供しています。

その他の事業

その他の事業として、連結子会社である株式会社ライフスタイルウォーターは、天然水の宅配サービスを提供しています。ウォーターサーバーを無料で貸し出し、指定された配送間隔で天然水を宅配しています。

従業員について

事業の名称 従業員数(人) 平均臨時雇用者数(人)
モバイルWi-Fi事業 82
ロボット事業 108
全社(共通) 85 49
合計 275 49
平均年齢 28.7歳
平均勤続年数 4.4年
平均年間給与 3,989,722円

関連企業

名称 住所 資本金 (千円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合 関係内容
株式会社ライフスタイルウォーター 大阪市中央区 90,000 その他の事業 100% 当社が代理店として販売活動をしています。役員の兼任あり。
株式会社モバイル・プランニング 東京都中央区 105,000 モバイルWi-Fi事業 100% 当社が回線を提供しています。役員の兼任あり。

業績

第23期 第24期 第25期 第26期 第27期
決算年月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月
売上高(千円) 6,192,894 7,701,280 9,945,117 11,567,934 12,557,139
経常利益(千円) 843,303 1,118,579 1,308,424 1,532,960 1,019,673
親会社株主に帰属する
当期純利益(千円)
584,996 749,025 912,451 1,049,457 560,627
純資産額(千円) 3,513,434 4,216,294 5,108,197 6,155,628 6,670,066
総資産額(千円) 5,423,932 7,686,898 8,707,491 10,062,701 10,182,483
1株当たり
純資産額(円)
596.06 714.70 863.16 1,034.96 1,119.03
1株当たり
当期純利益(円)
99.28 127.05 154.34 176.77 94.19
自己資本比率(%) 64.8 54.9 58.7 61.2 65.5
自己資本利益率(%) 18.0 19.4 19.6 18.6 8.7
営業活動による
キャッシュ・フロー(千円)
-453,078 63 546,910 1,410,304 315,561
投資活動による
キャッシュ・フロー(千円)
-22,318 -443,669 -88,922 -94,150 -361,401
財務活動による
キャッシュ・フロー(千円)
337,652 1,249,062 -207,576 93,737 -156,667
現金及び現金同等物の
期末残高(千円)
358,670 1,164,126 1,414,539 2,824,430 2,621,924

各指標の増減について

2023年3月期の売上高は前期比8.6%増加し12,557,139千円となりましたが、経常利益は33.5%減少し1,019,673千円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は46.6%減少しました。この減益の主な要因は、ロボット事業の拡大に伴う販売促進費の増加や、回収見通しが不透明な債権に対する貸倒引当金の計上などが挙げられます。

リスクについて

この企業の主要なリスクは以下の通りです:

  • 国内景気の動向や経済情勢の変動に左右されやすいこと。
  • 複数の通信事業者からの回線調達リスク。
  • 提供する各種機器の調達先変更によるリスク。
  • パートナー業務の委託に伴うリスク。
  • 優秀な人材の確保と定着に関するリスク。
  • 個人情報管理やシステム障害に関するリスク。
  • 法的規制の遵守に関するリスク。

まとめ

この企業はモバイルWi-Fi事業及びロボット事業を推進しており、売上高は増加傾向にあります。しかし、ロボット事業の拡大に伴うコスト増加や国内外の経済情勢に対するリスクが依然として存在しています。現状の業績は堅調であるものの、今後の経済変動やリスク管理への取り組みが重要であると考えられます。現状や見通しについては慎重に監視し、トレンドを把握しながら投資判断を行う必要があります。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。