2023-06-28有価証券報告書 株式会社フェニックスバイオ

企業名 株式会社フェニックスバイオ
URL https://phoenixbio.co.jp/
業種 サービス業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 2562.0
所在地 東広島市鏡山三丁目4番1号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、当社と連結子会社3社により構成されており、ヒト肝細胞を持つキメラマウス「PXBマウス」を用いた医薬品開発の受託試験サービスを主たる業務としております。PXBマウスは、マウス肝臓の肝細胞の70%以上がヒト肝細胞に置き換わったもので、医薬品の安全性や有効性の確認に利用されます。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は主に以下の通りです。

  • DMPK/Tox試験: 薬物動態や安全性を評価する試験。
  • 肝炎試験: 抗肝炎薬の薬効評価。
  • PXB-cellsの販売: PXBマウスから得られる新鮮ヒト肝細胞の販売。

従業員について

カテゴリ 項目 内容
連結会社 従業員数 65人 (臨時雇用者12人含む)
提出会社 従業員数 44人 (臨時雇用者11人含む)
提出会社 平均年齢 45.7歳
提出会社 平均勤続年数 12.1年
提出会社 平均年間給与 5,393千円

関連企業

名称 所在地 資本金 事業内容
PhoenixBio USA Corporation 米国 ニューヨーク州 US$3.00 PXBマウスを用いた受託試験サービスの提供
CMHL Consortium LLC 米国 デラウェア州 US$250,000.00 製薬企業と共同で行うPXBマウスの有用性に関する研究の管理
KMT Hepatech, Inc. カナダ アルバータ州 CA$843,749.22 PXBマウス生産

業績

決算年月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月
売上高 (千円) 1,228,363 1,310,861 1,013,543 1,324,817 2,124,051 (+60.3%)
経常利益 (千円) △279,684 △125,346 △223,875 △127,965 511,299 (+499.7%)
純利益 (千円) △297,499 △415,715 △238,002 △387,970 493,329 (+227.2%)
包括利益 (千円) △331,940 △392,510 △265,423 △361,958 499,537 (+238.0%)

各指標の増減について

売上高は海外市場での抗B型肝炎薬の受託試験やマウス販売の増加により、前年比60.3%増の2,124,051千円と過去最高を達成。経常利益は大幅に改善し、前年の経常損失△127,965千円から511,299千円に転換。これにより親会社株主に帰属する当期純利益も493,329千円と大幅増加を記録しました。

リスクについて

事業リスク: PXBマウス事業に依存しているため、他社との競争により売上が減少した場合に影響を受けるリスクがあります。また、抗肝炎薬の市場変動や大学・研究機関への依存度の高さもリスク要因となります。

生産リスク: 生産設備の事故や故障、感染症の発生など、事業に重大な影響を与える可能性のあるリスクも存在します。

まとめ

当社グループの業績は好調であり、特に海外市場での成長が顕著です。今期の売上高は過去最高を達成し、利益面でも大幅に改善しました。一方で、事業と生産におけるリスク管理が重要課題となっています。今後も引き続き、PXBマウス事業の拡大とリスク管理の強化に努めていく必要があります。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。