企業名 | 栄研化学株式会社 |
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URL | https://www.eiken.co.jp/ |
業種 | 医薬品 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 6897.0 |
所在地 | 台東区台東四丁目19番9号 |
企業概要
当社グループは、主に検査薬の製造販売を行っている企業であり、連結子会社として栄研生物科技(中国)有限公司を構成メンバーとしています。中国では、当該子会社が検査薬の受託生産及び販売を行っています。
各事業の内容と状況
当社グループの主な事業セグメントは、臨床検査薬の製造・販売です。現在、「がんの予防・治療」や「感染症撲滅・感染制御」、「ヘルスケア製品やサービス」の提供に注力しています。特に大腸がんの検診プログラムをグローバルに展開するなどして早期発見と死亡率減少に貢献しています。また、新型コロナウイルスに対する検査薬の販売も行っており、各国での販売実績を伸ばしています。
従業員について
従業員数(人) | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与(円) | |
---|---|---|---|---|
連結会社 | 754 (臨時 352) | |||
提出会社 | 708 (臨時 344) | 42歳5ヶ月 | 16年0ヶ月 | 7,689,883 |
関連企業
当社の連結子会社として、栄研生物科技(中国)有限公司が存在します。主な事業内容は検査薬の製造・販売です。
業績
指標 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 | 42,996百万円 | 43,271百万円 | 0.6 |
営業利益 | 8,387百万円 | 7,457百万円 | -11.1 |
経常利益 | 8,508百万円 | 7,568百万円 | -11.0 |
純利益 | 6,218百万円 | 5,736百万円 | -7.8 |
各指標の増減について
売上高は前年同期比0.6%増と微増しましたが、営業利益や経常利益、純利益はそれぞれ減少しました。これには新型コロナウイルス遺伝子検査試薬の売上減少と、研究開発投資や経営基盤整備のための費用増が影響しています。
リスクについて
当社のリスクとしては、以下が挙げられます。
- 海外展開による経済・景気の変化や薬事承認の遅延
- 新製品・新技術の研究開発不確実性
- 国ごとの医療制度改革や薬事規制強化
- 製品の品質問題や供給の安定性
- ITシステムへの脅威やサイバー攻撃
まとめ
当社は持続的な成長を目指し、「EIKEN ROAD MAP 2030」に基づいた事業展開を行っています。現状、売上高は微増ですが、利益面では減少しています。新型コロナウイルス遺伝子検査試薬の需要減少と研究開発投資の増加が主要因です。しかし、がんの早期発見や感染症対策、ヘルスケア製品の拡充を通じて中長期的な成長が期待されます。リスク管理の観点からも、積極的な対策が講じられており、持続可能な社会の実現と企業価値の向上に向けて努力しています。
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