| 企業名 | ステラファーマ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://stella-pharma.co.jp/ |
| 業種 | 医薬品 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 3079.0 |
| 所在地 | 大阪市中央区高麗橋三丁目２番７号 ＯＲＩＸ高麗橋ビル |
企業概要
ステラファーマ株式会社は、『ひとりのかけがえのない命のために、ステラファーマは世界の医療に新たな光を照らします。』という企業理念のもと、がん患者に対するBNCT（ホウ素中性子捕捉療法）という新しい治療法の実現に取り組んでいます。
各事業の内容と状況
ステラファーマはBNCT治療薬「ステボロニン®」の開発と販売を軸に事業を展開しており、国内外での臨床試験を進めています。BNCTはがん細胞を選択的に破壊する治療法で、手術が困難な部位のがんにも効果が期待されています。大阪医科薬科大学病院と総合南東北病院において治療が開始されています。
従業員について
| 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|
| 46 | 45.1 | 6.2 | 6,929,866 |
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金（千円） | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合/被所有割合（％） | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| ステラケミファ株式会社 | 大阪市中央区 | 4,829,782 | 高純度薬品事業 | 被所有 38.21 | 当社医薬品の原材料を製造 |
業績
| 項目 | 当期 | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高（千円） | 229,067 | +128.8% |
| 営業損失（千円） | -806,775 | -8.7% |
| 経常損失（千円） | -775,974 | -1.6% |
| 当期純損失（千円） | -778,824 | -1.4% |
各指標の増減について
売上高は前期比で増加しましたが、研究開発費用と先行投資が嵩み、営業損失や経常損失が発生しました。新製品の上市に伴う増収が期待される一方、研究開発活動の進捗が今後の課題です。
リスクについて
ステラファーマの事業における主なリスクとしては以下が挙げられます:
- 研究開発の不確実性: 新薬開発は長期間と多額の投資を要しますが、全ての開発が成功するわけではありません。
- 副作用及び製造物責任: 上市後に予期せぬ副作用が発生する可能性があります。
- 競合企業との競争: 医薬品業界特有の競争があり、新薬の開発結果によっては競争条件が大きく変わる可能性があります。
- 薬事法及び医療保険制度の改定: 規制の変更や薬価の改定により、予定している売上が達成できないリスクがあります。
まとめ
ステラファーマは、BNCTという革新的な医療技術の研究と実用化に取り組む企業です。海外展開も視野に入れ、グローバルな成長を目指しています。研究開発の不確実性や規制の変更などのリスクはあるものの、現行のパイプラインと市場展開の状況を鑑みると、将来的な成長が期待される企業です。
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