2023-06-28有価証券報告書 サクサホールディングス株式会社

企業名 サクサホールディングス株式会社
URL https://www.saxa.co.jp/
業種 電気機器
決算日 3月31日
資本金(百万円) 10836.0
所在地 港区白金一丁目17番3号 NBFプラチナタワー






有価証券報告書の解説


企業概要

当企業グループは、当社、連結子会社6社および関連会社1社で構成され、情報通信システムに関する機器および部品の開発、製造および販売ならびにこれらに付帯するサービスの提供からなる事業を行っています。主な事業は以下の2つです。

各事業の内容と状況

ネットワークソリューション分野:

オフィス向けの通信機器やネットワーク機器の提供を行っています。2022年度には、ボタン電話装置やネットワーク機器の売上が増加し、売上高は2,542.9億円、前年同期比で16.2%の増加となりました。

セキュリティソリューション分野:

アミューズメント市場向けのセキュリティ機器やソリューションを提供しています。2022年度には、スマート遊技機向けカードリーダライタの売上が増加し、売上高は1,189.0億円、前年同期比で33.5%の増加となりました。

従業員について

連結会社の状況

区分 従業員数(名)
ネットワークソリューション分野 372
セキュリティソリューション分野 500
管理部門(共通) 226
合計 1,098

提出会社の状況

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
35 53 4 8009

関連企業

主要な関連会社としては以下の企業があります:

  • サクサ株式会社: 東京都港区、資本金 107億円、情報通信システムの機器および部品の開発、製造および販売ならびにこれらに付帯するサービスの提供
  • 株式会社システム・ケイ: 北海道札幌市北区、資本金 3億1千万円、インターネットを利用する情報システムおよび通信ネットワークの企画、設計、運用ならびにこれらに付帯するサービスの提供
  • サクサテクノ株式会社: 山形県米沢市、資本金 4億円、通信機器・情報機器の製造および販売ならびにこれらに付帯する業務

業績

連結経営指標

決算年月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月
売上高 (百万円) 39,452 39,300 36,561 30,793 37,320
経常利益 (百万円) 1,869 2,269 2,269 369 2,386
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 1,027 974 -217 1,137 601
包括利益 (百万円) 676 208 526 966 1,561
純資産額 (百万円) 22,610 22,519 23,033 23,497 24,894
総資産額 (百万円) 39,321 37,675 36,483 36,845 41,777
1株当たり純資産額 (円) 3,843.91 3,821.94 3,909.56 4,024.24 4,263.55
1株当たり当期純利益 (円) 175.86 166.82 -37.31 194.74 103.07
自己資本比率 (%) 57.1 59.2 62.6 63.8 59.6
自己資本利益率 (%) 4.6 4.4 -1.0 4.9 2.5
株価収益率 (倍) 9.8 9.1 -43.0 7.9 18.1
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 2,331 2,172 1,903 -1,075 1,731
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -1,549 -884 -1,087 214 -666
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -1,403 -829 -679 42 74
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 7,199 7,659 7,808 6,993 8,134

各指標の増減について

以下は各指標の増減の主な要因です:

  • 売上高: 前年比で6,527百万円の増加。これは主にボタン電話装置やスマート遊技機関連のセキュリティ機器の需要増加によるものです。
  • 経常利益: 前年比で2,017百万円の増加。売上高の増加に伴い、調達価格の高騰にもかかわらず利益を確保することができました。
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 前年比で535百万円の減少。これは主に特別損失(減損損失)の計上によるものです。
  • 現金及び現金同等物: 前期末比で1,141百万円の増加。これは営業活動によるキャッシュ・フローの改善および借入による資金調達の結果です。

リスクについて

当企業特有のリスクには以下のようなものがあります:

  • 経済環境の変動: 国内市場の景気後退や資材の調達難による影響を受けやすいです。
  • 為替リスク: 円安による調達コスト増加などが業績に影響を与える可能性があります。
  • 技術革新: 急速な技術革新に対応できない場合、競争力を失うリスクがあります。
  • 情報セキュリティ: サイバー攻撃やデータ漏洩による業績への影響が懸念されます。

まとめ

現在の当企業グループの業績は好調ですが、リスク要因も多岐にわたります。従業員数や平均給与などのデータからも安定した経営基盤が見受けられますが、新型コロナウイルス感染症やグローバルな経済変動、技術革新などの外的リスクに対して引き続き注視する必要があります。特に技術革新に対する迅速な対応や情報セキュリティの強化が求められています。


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