| 企業名 | 都築電気株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.tsuzuki.co.jp/ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 9812.0 |
| 所在地 | 港区新橋六丁目１９番１５号 |
企業概要
当社グループは、当社、子会社13社、関連会社1社及びその他の関係会社1社で構成され、情報ネットワークソリューションサービス事業と電子デバイス事業を中心に事業を展開しています。主な顧客は公共機関、流通・小売業、運輸業など幅広い業種にわたり、ICT設備投資や電子デバイスの需要を取り込み成長しています。
各事業の内容と状況
情報ネットワークソリューションサービス事業
この事業では、情報ネットワークに関連する各種ソリューションの提案、構築、運用保守サービスを提供しています。ビジネスモデルとして、情報・通信機器の販売、コンサルティング、設計、開発、運用保守サービスなどを提供。近年はクラウドサービスの拡充に注力。
電子デバイス事業
この事業では、デバイスソリューションの提供並びに受託設計開発を行っています。FA・産業・車載機器に関わる半導体やパワー半導体などが主要商品であり、脱炭素・省エネに関わる製品にも注力しています。
従業員について
| 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|
| 1295 | 43.5 | 19.0 | 8659 |
関連企業
都築エンベデッドソリューションズ㈱、都築テクノサービス㈱、㈱都築ソフトウェア、ツヅキインフォテクノ東日本㈱、ツヅキインフォテクノ西日本㈱、㈱ネクストヴィジョン、都築電産貿易(上海)有限公司、都築電産香港有限公司、TSUZUKI DENSAN SINGAPORE PTE.LTD.など主要子会社があります。
業績
| 項目 | 2023年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 123,899 | 3.8 |
| 経常利益 (百万円) | 5,355 | 26.7 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 3,521 | 25.8 |
| 包括利益 (百万円) | 2,965 | 5.7 |
| 純資産額 (百万円) | 35,387 | 6.6 |
| 総資産額 (百万円) | 83,207 | 5.0 |
| 1株当たり純資産額 (円) | 1,950.05 | 5.2 |
| 1株当たり当期純利益金額 (円) | 197.48 | 24.6 |
| 自己資本比率 (%) | 42.0 | 1.2 |
各指標の増減について
当期は売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益など全体的に前期比で増加しています。主な要因として、情報ネットワークソリューションサービス事業におけるクラウドサービスや大型機器導入案件の増加、電子デバイス事業におけるFA・産業・車載機器市場の活性化が挙げられます。
リスクについて
- 情報サービス業界における急速な技術進化への対応が遅れるリスク
- システム開発におけるプロジェクト体制の問題や技術的不備リスク
- サイバー攻撃などによる情報セキュリティリスク
- 特定取引先に依存することによるリスク
- 優秀な人材の確保や離職リスク
- 自然災害や感染症による事業継続リスク
まとめ
2023年3月期の当社グループの業績は全体的に好調でした。特に情報ネットワークソリューションサービス事業と電子デバイス事業の売上高が伸長し、それに伴い経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が大幅に増加しました。今後もクラウドサービスやAI、IoT技術の導入・活用を強化し、持続的な成長を目指す方針です。リスク管理もしっかりと行い、継続的な企業価値の向上に努めていく必要があります。
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