2023-06-27有価証券報告書 横浜丸魚株式会社

企業名 横浜丸魚株式会社
URL https://www.yokohama-maruuo.co.jp/
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 1541.0
所在地 横浜市神奈川区山内町1番地中央市場内





有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、中央卸売市場における水産物卸売事業を中核事業として、量販店及び外食産業等への市場外販売、賃貸マンション等の賃貸事業、更に運送事業を行っています。また、子会社4社を通じ、水産物販売、不動産賃貸、運送事業を展開しています。

各事業の内容と状況

  • 水産物卸売事業: 横浜市及び川崎市中央卸売市場並びに川崎市地方卸売市場で水産物の卸売業を行っています。
  • 水産物販売事業: 中央卸売市場等から仕入れた水産物を量販店や外食産業等へ販売しています。
  • 不動産賃貸事業: 賃貸マンション等の賃貸事業を行っています。
  • 運送事業: 水産物の運送等を行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) 従業員数(名)
水産物卸売事業 78 (27)
水産物販売事業 43 (31)
不動産賃貸事業 (-)
運送事業 13 (8)
全社(共通) 50 (24)
合計 184 (90)

関連企業

名称 住所 資本金(千円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
㈱ハンスイ 横浜市瀬谷区 97,500 水産物販売事業 100 役員 3人、商品売買・設備賃貸
川崎丸魚㈱ 川崎市幸区 50,000 水産物卸売事業 51 役員 2人、商品売買
館山丸魚㈱ 千葉県館山市 25,000 水産物販売事業 100 役員 2人、商品売買・設備賃貸
㈱横浜魚市場運送 横浜市神奈川区 10,000 運送事業 100 役員 2人、商品運送

業績

回次 決算年月 売上高(千円) 経常利益(千円) 親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 包括利益(千円) 純資産額(千円) 総資産額(千円)
第83期 2019年3月 49,634,318 433,098 407,133 -920,091 12,676,815 18,371,047
第84期 2020年3月 46,812,542 212,058 82,675 -1,029,862 11,562,146 15,939,272
第85期 2021年3月 41,286,972 217,180 290,266 1,433,298 12,218,226 18,011,959
第86期 2022年3月 37,592,238 98,161 160,161 128,649 12,251,318 18,147,000
第87期 2023年3月 40,670,785 450,727 377,571 712,061 12,848,711 19,112,563

各指標の増減について

第87期の売上高は前年同期比で8.2%増加し、経常利益は359.2%増加しました。親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比で135.7%の増加となりました。包括利益も大きく増加しています。

リスクについて

  • 安心・安全への対応: 取扱商品の品質管理が最重要であり、品質問題が発生した場合は多額の補償損失が発生する可能性があります。
  • 配当金収入: 出資している企業の収益悪化による無配当の場合、受取配当金が減少し財政状態に影響を与える可能性があります。
  • 在庫商品: 市場価格の変動に伴うリスクがあり、過剰在庫によるキャッシュ・フローの滞りや商品評価損の計上が発生する可能性があります。
  • 市況変動: 天候等による漁獲量の変動や法的規制により、水産物の市場入荷量や価格に大幅な変動が生じる可能性があります。
  • 異常気象および自然災害: 異常気象や大規模自然災害が発生した場合、事業の一時的な中断や商品の集荷が困難になる可能性があります。
  • 新型コロナウイルス感染症: 今後の感染拡大によっては、観光業や外食産業が低迷し、財政状態に影響を与える可能性があります。
  • ロシア・ウクライナ紛争: 紛争の長期化により、ロシア産水産物の取扱いが制限され、仕入値の高騰や品薄状態が継続する可能性があります。

まとめ

当社グループは、水産物流通業界における厳しい経営環境の中、営業活動の強化やコスト管理を徹底することで業績を改善してきました。2023年度は「横浜丸魚グループ中期経営計画2023 ~Rebirth~」を基に、集荷力や海外取引の強化などを図り、持続的な成長と発展を目指しています。現状は好調と見受けられ、引き続き業績の向上が期待されます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。