企業名 | 日本軽金属ホールディングス株式会社 |
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URL | https://www.nikkeikinholdings.co.jp/ |
業種 | 非鉄金属 |
決算日 | 3月末日 |
資本金(百万円) | 46525.0 |
所在地 | 港区新橋一丁目1番13号 |
企業概要
当社グループはアルミニウムを中心とした多岐にわたる製品やサービスを提供している総合メーカーです。持株会社として、国内外で広範な事業を展開し、特にアルミニウム素材から加工品まで一貫して提供することで高度な付加価値を実現しています。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は以下の4つの部門に分かれています。
- アルミナ・化成品、地金: アルミナ、水酸化アルミニウム、化学品、アルミニウム合金の製造・販売を行っています。
- 板、押出製品: アルミニウム板及び押出製品の製造・販売を行っています。
- 加工製品、関連事業: 電子材料、産業部品、輸送関連製品等の製造・販売を行っています。運送や保険代理等のサービスも提供しています。
- 箔、粉末製品: 各種箔製品、粉末製品の製造・販売を行っています。
各部門における事業の現状は多岐にわたり、特に輸送関連や電子材料分野での需要変動が顕著です。自動車関連事業の需要減少や原燃料価格の高騰など複雑な要因が及ぶ中でも、堅調な販売を維持しています。
従業員について
連結会社の状況
セグメントの名称 | 従業員数(人) |
---|---|
アルミナ・化成品、地金 | 1424 |
板、押出製品 | 3345 |
加工製品、関連事業 | 5078 |
箔、粉末製品 | 2607 |
報告セグメント計 | 12454 |
全社(共通) | 179 |
合計 | 12633 |
提出会社の状況
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|
21 | 55.15 | 27.78 | 10,312,789 |
関連企業
当社グループには、78社の子会社と20社の関連会社があります。主要な関連企業は次の通りです:
- 日本軽金属株式会社
- 日軽エムシーアルミ株式会社
- 東洋アルミニウム株式会社
- 日本フルハーフ株式会社
業績
連結経営成績
指標 | 2023年3月期 | 2022年3月期 | 比較増減 |
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売上高 | 516,954 百万円 | 486,579 百万円 | 6.2% |
営業利益 | 7,539 百万円 | 22,198 百万円 | -66.0% |
経常利益 | 8,859 百万円 | 22,928 百万円 | -61.4% |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 7,203 百万円 | 16,759 百万円 | -57.0% |
各指標の増減について
2023年3月期には売上高が前年比で増加しましたが、営業利益、経常利益、純利益に関してはいずれも減少しました。原燃料価格の高騰や自動車関連の需要減少が主要な要因です。また、半導体不足がサプライチェーンにおける影響を及ぼし、収益を圧迫しました。
リスクについて
- 経済情勢および景気動向: グローバルおよび国内の景気変動が直接的に売上および利益に影響を与える可能性があります。
- 為替相場の変動: 為替相場が利益に影響を及ぼすリスクが存在します。
- 原材料価格の変動: アルミニウム、燃料、その他の補助原材料の価格変動があります。
- 自然災害: 地震や台風等の災害による操業停止のリスクがあります。
- 品質問題: 製品やサービスに関する品質問題は売上やブランドイメージに重大な影響を与える可能性があります。
まとめ
当社グループはアルミニウム産業におけるリーディングカンパニーとして、多岐に渡るセグメントで事業を展開しています。2023年3月期には売上高の増加が見られた一方、営業利益および純利益の減少が課題となっています。これは主に原燃料価格の高騰、自動車関連事業の需要減少、および半導体不足に起因しています。今後はこれらの課題に対し、コスト削減や高付加価値製品へのシフト、グローバル展開の強化など戦略的な対策が求められます。短期的には不調ではありますが、長期的なビジョンと中期計画に基づく戦略が奏功することで、安定した成長基盤が期待されます。
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