2023-06-26有価証券報告書 UTグループ株式会社

企業名 UTグループ株式会社
URL https://www.ut-g.co.jp/
業種 サービス業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 816.0
所在地 品川区東五反田一丁目11番15号





有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、主に大手製造業向けに人材派遣・業務請負サービス等を提供する「マニュファクチャリング事業」、地域密着型の人材派遣・業務請負サービス等を提供する「エリア事業」、大手製造業の構造改革に伴う人材の受け入れと人材派遣・業務請負サービス等の提供を行う「ソリューション事業」、建設及びIT領域における技術者派遣・業務請負サービス等を提供する「エンジニアリング事業」、海外における人材サービスの提供を行う「海外事業」の5つの事業を柱とした、モノづくり領域における人材サービスを提供しています。

各事業の内容と状況

各事業の活動内容や現状、そして将来的な見通しについて以下にまとめます。

マニュファクチャリング事業

製造業向けに人材派遣・業務請負サービス等の提供を行っています。主要顧客は国内の産業・業務用機械、エレクトロニクス及び輸送機器関連のメーカーです。
主な連結子会社は、UTエイム株式会社です。

エリア事業

地域密着型の人材派遣・業務請負サービス等を提供しています。主要顧客は国内各地域の製造業やサービス業です。
主な連結子会社は、UTコネクト株式会社とUTスリーエム株式会社です。

ソリューション事業

大手製造業の構造改革に伴う人材の受け入れ及び人材派遣・業務請負サービス等の提供を行っています。主要顧客は国内の大手電機メーカーです。
主な連結子会社は、UT東芝株式会社、FUJITSU UT株式会社、UT MESC株式会社、UT エフサス・クリエ株式会社です。

エンジニアリング事業

建設及びIT領域における技術者派遣・業務請負サービス等を提供しています。主要顧客はメーカー及びゼネコン等です。
主な連結子会社は、UTテクノロジー株式会社とUTコンストラクション株式会社です。

海外事業

海外における人材サービスの提供を行っています。主要顧客はベトナム国内のメーカーです。
主な連結子会社は、Green Speed Joint Stock Company及びHoang Nhan Company Limitedです。

従業員について

従業員数や平均年齢、平均給与などを以下に示します。

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
914 37.7 3.9 5003

また、従業員構成についても以下の表にまとめました。

セグメントの名称 従業員数(名)
マニュファクチャリング事業 14275
エリア事業 13689
ソリューション事業 3382
エンジニアリング事業 1535
海外事業 13735
全社(共通) 881
合計 47497

関連企業

主要な関連企業を以下に示します。

  • UTエイム株式会社
  • UTコネクト株式会社
  • UTスリーエム株式会社
  • FUJITSU UT株式会社
  • UT東芝株式会社
  • UT MESC株式会社
  • UT エフサス・クリエ 株式会社
  • UTテクノロジー株式会社
  • UTコンストラクション 株式会社
  • Green Speed Joint Stock Company
  • Hoang Nhan Company Limited

業績

過去の業績の推移と当期の見通しについては以下の表にまとめました。

項目 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 当期比(%)
売上高 (百万円) 101,103 101,191 115,131 156,769 170,631 8.8
経常利益 (百万円) 8,166 8,113 7,191 5,954 8,834 48.4
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 4,968 4,509 4,299 3,140 3,831 22.0
包括利益 (百万円) 5,000 4,537 4,326 3,536 4,365 23.5
純資産額 (百万円) 12,996 15,023 20,198 21,232 29,928 41.0
総資産額 (百万円) 33,720 36,308 52,666 64,107 71,630 11.7
1株当たり純資産額 (円) 319.26 369.01 472.90 489.28 563.70 15.2
自己資本比率 (%) 38.2 41.0 36.2 30.8 31.8 3.2

各指標の増減について

売上高や経常利益が増資した背景には、特に半導体関連企業や自動車関連企業に対する需要が再び増加したことが挙げられます。また、戦略的なM&Aや既存顧客のシェア拡大によるシナジー効果も大きかったことが要因です。

リスクについて

当社グループは、半導体・電子部品関連の企業からの売上高が高い割合を占めているため、半導体業界の景気変動(シリコンサイクル)の影響を大きく受けるリスクがあります。また、競争激化に伴い他社とのシェア争いも激化することが考えられます。
さらに、労働者派遣業法の改正や各種法規制の変更にも柔軟に対応していく必要があります。

まとめ

当社の業績は好調に推移しており、収益性も向上しています。特に中核事業のマニュファクチャリング事業、エリア事業が安定した成長を見せており、今後も継続的な成長が見込まれます。ただし、半導体業界の景気変動や競争の激化などのリスクに対しても注視し、適切な対応を行っていくことが重要であると考えられます。


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