企業名 | 株式会社東邦システムサイエンス |
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URL | https://www.tss.co.jp/ |
業種 | 情報・通信業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 526.0 |
所在地 | 文京区小石川一丁目12番14号 |
企業概要
当社は、ソフトウェア開発、コンピュータ運用管理等を主な内容とする事業を行っております。保険・証券・銀行など金融系ユーザ及び通信業向けを中心としたソフトウェア開発業務、並びにユーザのコンピュータの運用管理業務等を行っています。
各事業の内容と状況
ソフトウェア開発: 主に金融系ユーザ向けのソフトウェア開発を行っており、今後は通信や公共、製造、流通、放送領域など、非金融ソリューション案件の獲得にも注力しています。
情報システムサービス等: 主にユーザのコンピュータの運用管理業務を行っており、クラウドベースのシステム運用及び監視サービス業務が拡大しています。
従業員について
従業員数 (名) | 平均年齢 (歳) | 平均勤続年数 (年) | 平均年間給与 (千円) |
---|---|---|---|
572 | 38.2 | 12.8 | 6,039 |
労働組合員数は457名であり、労使関係は安定しています。管理職に占める女性の割合は7.9%、男性の育児休業取得率は71.4%です。
関連企業
主要な関連企業として、東京都豊島区に本社を置く株式会社光通信(資本金: 542.59億円)があります。法人サービスや個人サービス、取次販売を行っており、当社の議決権の25.9%を所有しています。
業績
決算年月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 |
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売上高 (千円) | 12,802,805 | 11,686,067 | 12,189,086 | 14,211,055 | 15,446,315 |
営業利益 (千円) | 1,038,944 | 923,192 | 1,085,671 | 1,337,297 | 1,514,000 |
当期純利益 (千円) | 651,286 | 631,594 | 748,514 | 942,733 | 1,116,619 |
前期比売上増減率 | -8.7% | 4.3% | 16.5% | 8.7% | |
前期比純利益増減率 | -3.0% | 18.5% | 25.9% | 18.4% |
各指標の増減について
2023年3月期の業績は以下の通りです:
- 売上高は前期比 8.7% の増加。
- 当期純利益は前期比 18.4% の増加。
主な増収要因は、金融ソリューション及び非金融ソリューションでの顧客基盤拡大とクラウドベースのシステム運用サービスの拡大によるものです。
リスクについて
以下は、当社に特有のリスク及び投資家が留意すべきリスクです:
- 人材リスク: 高度な技術者の確保と育成が不十分な場合、競争力が低下する可能性があります。
- 情報セキュリティリスク: サイバー攻撃や不正アクセスに対する対策が故弱な場合、情報漏洩や業務中断が発生する恐れがあります。
- 主要顧客への依存リスク: 株式会社野村総合研究所への依存度が高いため、同社の事業方針の変動が与える影響は大きいです。
まとめ
当社の2023年3月期の業績は、売上高が前年同期比で 8.7% 増加し、純利益も 18.4% 増加しました。金融ソリューションの売上が順調に推移し、クラウドベースのシステム運用サービスも拡大しています。
一方で、高度な技術者の確保、および情報セキュリティリスクへの対策が今後の重要な課題となっています。
総じて、現状と見通しは好調であると評価できますが、特定顧客への依存度やセキュリティリスクを重視し、引き続き慎重な対応が必要です。
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