| 企業名 | トーカロ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.tocalo.co.jp/ |
| 業種 | 金属製品 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 2658.0 |
| 所在地 | 神戸市中央区港島南町６丁目４番４号 |
企業概要
当社グループは溶射加工を中心とし、その他の表面改質加工を展開しています。溶射加工とは、金属やセラミックスを高温で吹き付けて基材に皮膜を形成する技術で、多様な分野に応用されています。
各事業の内容と状況
主な事業は以下の通りです:
- 溶射加工: 半導体製造装置、発電用ガスタービンなどに利用。
- 国内子会社: 日本コーティングセンターが主にPVD処理を担当。
- 海外子会社: 中国、台湾、米国などで溶射および関連加工を展開。
- その他: TD処理、ZACコーティング、PTA処理など多様な表面改質技術を提供。
従業員について
| 項目 | 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与（千円） |
|---|---|---|---|---|
| 全社員 | 811（138） | 39.2 | 12.7 | 7493 |
関連企業
- 日本コーティングセンター株式会社
- 東華隆(広州)表面改質技術有限公司
- 漢泰国際電子股份有限公司
- TOCALO USA, Inc.
業績
| 決算年月 | 売上高 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 当期純利益 (百万円) |
|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 39742 | 8076 | 5441 |
| 2020年3月 | 38084 | 6812 | 4404 |
| 2021年3月 | 39294 | 8914 | 5463 |
| 2022年3月 | 43813 | 10571 | 6909 |
| 2023年3月 | 48144 | 11003 | 7350 |
各指標の増減について
過去5年間で売上高は増加傾向にあり、特に2022年から2023年にかけて約10%の増加を記録しています。経常利益と当期純利益も同様に増加傾向にあり、企業の財務状況は堅調と言えます。
リスクについて
当社の主なリスクは以下の通りです:
- 自然災害や事故、新型感染症による生産活動への影響。
- 半導体・FPD関連業界の需要変動。
- 顧客による内製化や工場の海外移転。
- 特定の取引先への依存。
- 製造物責任や知的財産権の侵害。
- 情報セキュリティリスク。
まとめ
当社の業績は順調で、売上高と利益ともに増加傾向にあります。半導体やFPD製造装置分野での持続的な成長が見込まれていますが、自然災害や市場の変動など、いくつかのリスクに注意を払う必要があります。総合的に見ると、現状と見通しは好調であり、投資家にとって魅力的な企業と言えます。
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