2023-06-26有価証券報告書 デジタルアーツ株式会社

企業名 デジタルアーツ株式会社
URL https://www.daj.jp/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 713.0
所在地 千代田区大手町一丁目5番1号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは主にWebセキュリティ、メールセキュリティ、ファイル暗号化・追跡ソリューションの企画・開発・販売および情報セキュリティコンサルティングを行っています。主要製品として「i-FILTER」、「m-FILTER」、「FinalCode」などがあります。

各事業の内容と状況

Webセキュリティ製品「i-FILTER」、メールセキュリティ製品「m-FILTER」、およびファイル暗号化・追跡製品「FinalCode」が主商品です。セキュリティ業界の需要に応え、クラウドサービス「i-FILTER@Cloud」や「FinalCode@Cloud」も展開中です。

従業員について

2023年3月31日時点の従業員数 246名(臨時雇用31名)
平均年齢 34.7歳
平均勤続年数 6.5年
平均年間給与 568万6000円

関連企業

連結子会社名 所在地 事業内容
Digital Arts America, Inc. アメリカ セキュリティ製品の販売
Digital Arts Asia Pacific Pte. Ltd. シンガポール セキュリティ製品の販売
Digital Arts Europe Limited イギリス セキュリティ製品の販売
デジタルアーツコンサルティング株式会社 日本 セキュリティコンサルティング

業績

項目 2022年3月期 2023年3月期 増減額 増減率(%)
売上高 9,051百万円 10,436百万円 +1,384 +15.3%
営業利益 4,126百万円 4,413百万円 +286 +7.0%
経常利益 4,135百万円 4,429百万円 +293 +7.1%
親会社株主に帰属する当期純利益 2,900百万円 3,062百万円 +161 +5.6%

各指標の増減について

売上高は前年比15.3%増加し、1,384百万円の増加となりました。主因としては法人向けおよび自治体向けの「i-FILTER」や「m-FILTER」の新規案件獲得が好調であったこと、セキュリティコンサルティングサービスの新規顧客の獲得が挙げられます。また親会社株主に帰属する当期純利益も前年比5.6%増加しました。

リスクについて

当社が注意すべきリスクとしては、主要な販売代理店の販売状況や経営環境の変化、学校及び自治体等への売上が国家予算や自治体の方針による影響、インターネットにおける法規制や無償サービスの提供による競争などが挙げられます。さらに、ベンダー固有の技術やサービスが競争力を失った場合のリスクもあります。

まとめ

当社グループの業績は堅調に推移しており、売上高や利益の増加が見られます。セキュリティ製品市場の需要に対応し、今後も安定的な成長が見込まれます。一方で、主要販売代理店の状況や法規制の変化によるリスクも存在し、引き続き慎重な経営が求められます。他方、さらなる製品開発や市場拡大、またサステナビリティへの取り組みが求められ、これらにより中長期的な成長を期待できます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。