| 企業名 | アステリア株式会社 |
|---|---|
| URL | https://jp.asteria.com/ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 2275.0 |
| 所在地 | 渋谷区広尾１丁目１番３９号 |
企業概要
この企業は「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ソフトウェア技術とインターネット技術を中核とした様々な「つなぐ」ニーズに応えるソフトウェアの開発と販売を行っています。事業は、「ソフトウェア事業」、「デザイン事業」、「企業投資事業」の3つから成り立ち、商品としてはデータ連携ミドルウェア「ASTERIA Warp」、モバイルアプリ作成ツール「Platio」、気象情報管理ツール「Handbook X」などが含まれます。
各事業の内容と状況
ソフトウェア事業: ノーコードでデータ連携やIoT対応が可能な製品を多数提供し、主要な製品は「ASTERIA Warp」、「Handbook X」、「Platio」、「Gravio」です。
デザイン事業: 英国に拠点を置く企業が中心で、顧客企業のDX戦略のサポートを行っています。
企業投資事業: 米国に拠点を置き、ソフトウェア事業などへの投資を行う事業です。
従業員について
| 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均給与 |
|---|---|---|---|
| 104 | 41.3歳 | 7.9年 | 8,164,460円 |
従業員数はソフトウェア事業に集中しており、労使関係は良好で、女性管理職の割合は26%です。
関連企業
関連企業は以下の通りです:
- アステリアArtificial Recognition Technology合同会社
- Asteria Technology Pte. Ltd.
- Asteria Vision Fund Inc.
- This Place Limited など
業績
| 回次 | 決算年 | 売上収益（千円） | 税引前利益（千円） | 当期利益（千円） | 親会社所有者に帰属する持分（千円） | 資産合計（千円） |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第21期 | 2019年3月 | 3,478,310 | 462,552 | 270,595 | 5,381,681 | 7,116,710 |
| 第22期 | 2020年3月 | 2,676,744 | -158,748 | -175,525 | 4,720,420 | 8,061,009 |
| 第23期 | 2021年3月 | 2,688,371 | 1,025,645 | 807,348 | 5,543,727 | 7,907,443 |
| 第24期 | 2022年3月 | 2,967,587 | 3,984,392 | 2,510,411 | 8,356,539 | 12,594,718 |
| 第25期 | 2023年3月 | 3,378,113 | -2,346,642 | -1,682,810 | 7,133,700 | 10,617,862 |
各指標の増減について
売上収益は13.8%増加しましたが、Gorilla Technology Group社の株価評価損失と子会社ののれん減損損失により大幅な税引前損失と当期損失が発生しました。
リスクについて
主なリスクは以下の通りです:
- 海外事業のカントリーリスク及び為替リスク
- 技術革新に遅れるリスク
- M&Aのリスク
- 人材確保の課題
- ソフトウェアの不具合リスク
まとめ
この企業はノーコードやデザインといった分野での強みを活かし、高い成長ポテンシャルを持っています。最新の技術動向を押さえつつ、クラウドやIoT分野への投資を積極的に行っていますが、最新年度については大幅な損失を計上しています。投資家としては、今後の業績回復と成長戦略に注目しつつ、リスク管理の強化を求めるべきでしょう。
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