2023-06-23有価証券報告書 住友金属鉱山株式会社

企業名 住友金属鉱山株式会社
URL https://www.smm.co.jp/
業種 非鉄金属
決算日 3月31日
資本金(百万円) 93242.0
所在地 港区新橋5丁目11番3号






有価証券報告書の解説


企業概要

住友金属鉱山株式会社は、資源開発、非鉄金属製品の製造・販売、電池材料および機能性材料の製造・販売を主たる業務とする企業グループです。

各事業の内容と状況

住友金属鉱山株式会社の事業は以下の4つのセグメントに分けられています:

  • 資源セグメント:国内外の非鉄金属資源の探査・開発・生産および販売を行う。
  • 製錬セグメント:銅・ニッケル・フェロニッケル等の製錬および金・銀・貴金属の製錬を行う。
  • 材料セグメント:電池材料(水酸化ニッケル・ニッケル酸リチウム等)と機能性材料の製造・販売を行う。
  • その他:エンジニアリング事業や環境保全設備の設計・施工等を行う。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 従業員数(人)
資源 207 [46]
製錬 866 [35]
材料 737 [61]
報告セグメント計 1810 [142]
本社その他 918 [131]
合計 2728 [273]

関連企業

住友金属鉱山株式会社の主な関連企業には、Sumitomo Metal Mining America Inc.、SMM Morenci Inc.、住鉱資源開発株式会社などがあります。

業績

前連結会計年度 当連結会計年度 増減 増減率(%)
売上高 1,259,091百万円 1,422,989百万円 163,898百万円 13.0
税引前当期利益 357,434百万円 229,910百万円 △127,524百万円 △35.7
親会社の所有者に帰属する当期利益 281,037百万円 160,585百万円 △120,452百万円 △42.9

各指標の増減について

売上高の増加は、大幅な円安やニッケル価格の上昇、車載用電池向け部材の販売が好調なことなどが要因です。一方、税引前当期利益および親会社の所有者に帰属する当期利益の減少は、前年度に計上されたシエラゴルダ銅鉱山の譲渡益がなかったことや為替変動の影響が大きかったためです。

リスクについて

住友金属鉱山株式会社のリスクには、非鉄金属価格や為替レートの変動、海外での法規制の変化、供給不足などが挙げられます。また、鉱山投資の不確実性や市場要求の急速な変化、自然災害や感染症の流行などもリスクとして存在します。

同社はこれらのリスクに対して、ヘッジ取引や多様な調達手段の検討、地域社会との関係構築などを通じてリスクを低減させる取り組みを行っています。

まとめ

住友金属鉱山株式会社は、安定した売上高の増加を実現していますが、為替レートや金属価格の影響により利益には変動があります。リスク管理を徹底しながら、将来の成長に向けた投資を続けている点が評価されます。現在のところ、見通しは好調と評価できますが、外部環境の変動に対する注意が必要です。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。