企業名 | nmsホールディングス株式会社 |
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URL | https://www.n-ms.co.jp/ |
業種 | サービス業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 500.0 |
所在地 | 新宿区西新宿三丁目20番2号 |
企業概要
この企業は、ヒューマンソリューション(HS)事業、エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス(EMS)事業、パワーサプライ(PS)事業の三つのセグメントからなる独自のビジネスモデルを展開しています。国内外で製造派遣・請負、電子機器製造受託、電源関連製品開発などを手掛け、多様な市場ニーズに応えることを目指しています。
各事業の内容と状況
HS事業
国内および海外における製造派遣、請負、人材派遣を中心に展開しています。特に、ベトナムなどのASEAN諸国での製造支援や、外国人材の導入と定着支援に力を入れており、業績が順調に拡大しています。
EMS事業
電子機器の設計・製造から修理まで幅広く手掛けています。中国、マレーシア、ベトナム、米国などのグローバル拠点で、顧客の多様なニーズに応じた生産を行っており、売上が堅調に推移しています。
PS事業
カスタム電源や電源関連部品の開発・設計・製造・販売を行い、安全・安心な製品を提供しています。主にクルマや産業機器向けのEV関連製品の開発にも取り組んでおり、新規市場への進出も行っています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 臨時雇用者数(人) |
---|---|---|
HS事業 | 9,311 | (160) |
EMS事業 | 3,857 | (685) |
PS事業 | 692 | (447) |
全社(共通) | 25 | (-) |
合計 | 13,885 | (1,292) |
提出会社の平均年齢は47.7歳、平均賃金は6,205千円です。
関連企業
主要な関連企業として、日本マニュファクチャリングサービス株式会社や株式会社志摩電子工業、株式会社TKRなどがあります。これらの企業は、HS、EMS、PS事業を支えており、グループ全体でシナジー効果を発揮しています。
業績
第34期 | 第35期 | 第36期 | 第37期 | 第38期 | |
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売上高(千円) | 57,759,364 | 62,611,297 | 54,856,858 | 63,277,443 | 79,033,542 |
経常利益(千円) | 569,367 | 541,827 | 158,939 | 122,879 | 1,426,802 |
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 415,632 | 280,385 | -735,514 | -1,980,111 | 505,435 |
純資産額(千円) | 5,744,970 | 5,849,677 | 4,702,314 | 2,693,990 | 2,514,880 |
総資産額(千円) | 29,462,672 | 33,470,166 | 31,507,110 | 34,842,105 | 38,932,120 |
1株当たり純資産額(円) | 334.13 | 340.18 | 281.71 | 172.75 | 161.19 |
各指標の増減について
売上高は前年同期比24.9%増加し、79,033,542千円となりました。これは、各事業セグメントでの売上増加が寄与しています。経常利益も前年同期比で大幅に増加し、1,426,802千円となりましたが、前期では親会社株主に帰属する当期純損失が発生しました。しかし、第38期では業績が回復し、純利益が505,435千円となりました。
リスクについて
この企業には以下のようなリスクがあります:
- 感染症の蔓延リスク:グローバル市場で事業を展開しており、感染症による影響が深刻になる可能性があります。
- 顧客の生産変動リスク:主要取引業種であるエレクトロニクスや車載関連分野の生産変動に大きく左右されます。
- 為替変動リスク:海外連結子会社の多くが外貨建て取引を行っているため、為替変動の影響を受けやすいです。
- 資金調達リスク:金融機関からの信用が低下した場合、資金調達コストが上昇する可能性があります。
まとめ
この企業は、売上や経常利益が大幅に増加し、業績が改善されてきています。各事業セグメントでの収益増加とコスト削減の取り組みが功を奏し、親会社株主に帰属する当期純利益も回復しました。しかし、感染症の影響や為替変動リスクなど、依然として不透明な要素が多くあります。総じて、現状は好調であり、今後の成長も期待できますが、リスク管理の強化が必要です。
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