相対年度 | 4期前 | 3期前 | 2期前 | 前期 | 当期 | 前期比(%) |
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項目名 | ||||||
PBR | ー | ー | ー | ー | 2.99 | ー |
PER(株価収益率) | ー | ー | ー | ー | 7.09 | ー |
ROA(総資産利益率) | -0.10 | -0.5 | 22.10 | 16.60 | 19.70 | 18.7 |
ROE(自己資本利益率) | -0.20 | -1.20 | 74.59 | 38.29 | 52.20 | 36.3 |
売上高利益率 | ー | ー | 25.70 | 19.39 | 31.29 | 61.3 |
純利益 | -11百万円 | -55百万円 | 4,481百万円 | 3,035百万円 | 5,774百万円 | 90.3 |
売上高 | ー | ー | 17,457百万円 | 15,673百万円 | 18,435百万円 | 17.6 |
純資産 | ー | ー | 100百万円 | 8,490百万円 | 13,667百万円 | 61.0 |
総資産 | 10,645百万円 | 10,321百万円 | 20,268百万円 | 18,332百万円 | 29,261百万円 | 59.6 |
株価の割安性:割安
この企業は、PERが7.09倍、PBRが2.99倍と市場平均を下回るため、割安と判断されます。割安の要因としては、ROEが52.20%、ROAが19.70%と高い収益性を示しており、売上高利益率も31.29%と高水準です。これらの指標は企業の収益力が高いことを示しており、投資家からの評価が高まる可能性があります。また、純利益が前期比90.3%増加していることから、業績の改善が進んでいることも割安の要因と考えられます。
収益性:高い
当期のROEは52.20%、ROAは19.70%、売上高利益率は31.29%です。これらの数値を基に収益性を評価すると、収益性は高いと判断できます。ROEは10%を大きく超え、ROAも5%を大幅に上回っており、売上高利益率も非常に高い水準です。
収益性が高い要因として、以下の点が挙げられます。まず、売上高が前期比17.6%増加しており、特に新型コロナウイルスとインフルエンザを同時に検査できる製品(コンボキット)の販売が伸長したことが大きく寄与しています。また、営業利益が前期比61.7%増加しており、効率的なコスト管理と高付加価値製品の販売が収益性向上に寄与しています。さらに、同社は新工場の設立や新技術の開発など、将来の成長を見据えた戦略的な投資も行っており、これが収益性の高さを支えています。
業績のトレンド:好調
この企業の業績トレンドは「好調」と判断されます。売上高は前期比17.6%増加し、18,435百万円に達しています。純利益は90.3%増加し、5,774百万円となり、ROAやROEもそれぞれ19.70%と52.20%に上昇しています。特に、売上高利益率が61.3%増加し、31.29%に達していることから、利益率の向上が顕著です。
要因としては、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザを同時に検査できる製品(コンボキット)の販売が伸長したことが挙げられます。また、同社の製品が高品質であり、医療機関や国際機関からの需要が高まっていることも業績向上に寄与しています。さらに、新工場の設立や新たな検査技術の開発など、積極的な投資が成長を支えています。
株式会社タウンズの概要や事業内容など
企業名 | 株式会社タウンズ |
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URL | https://www.tauns.co.jp/ |
業種 | nan |
決算日 | 6月30日 |
企業概要
当社は、1987年4月に設立された株式会社タウンズを前身とし、体外診断用医薬品、研究用試薬及び各種分析用試薬の研究開発、中間体の製造を事業としております。2002年に開発部門を株式会社ビーエルに移転し、株式会社アルノホールディングスを純粋持株会社とする企業グループでの事業運営を開始しました。2016年にはCITIC(現Trustar)Groupの資本参加により組織再編が行われ、株式会社タウンズホールディングスが設立されました。2021年には株式会社タウンズホールディングスが株式会社タウンズに社名変更し、現在に至ります。
事業内容
当社は感染症臨床検査用の抗原検査キットメーカーとして、30年以上にわたり体外診断用医薬品等を製造し、国内外に販売しております。主力製品はイムノクロマト法を利用した抗原検査キットで、特別な装置を必要とせず迅速な診断が可能です。製品は病院や開業医、WHO等の国際機関、研究機関やバイオベンチャー企業にも提供されています。また、当社は新たな検査技術の開発や慢性疾患領域への進出、予防・未病領域の開拓、海外展開、新工場設立、知財・戦略投資、戦略人事など多岐にわたる戦略を推進しています。特に、D-IA(デジタルイムノアッセイ)や簡易尿検査システムなどの次世代検査技術の開発に注力しています。