| 相対年度 | 4期前 | 3期前 | 2期前 | 前期 | 当期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 項目名 | ||||||
| PBR | ー | ー | ー | ー | 4.62 | ー |
| PER(株価収益率) | ー | ー | ー | ー | 27.29 | ー |
| ROA(総資産利益率) | 2.70 | -12.10 | 0.5 | 5.40 | 7.40 | 37.0 |
| ROE(自己資本利益率) | 6.80 | -28.29 | 1.5 | 19.20 | 22.5 | 17.2 |
| 売上高利益率 | 0.89 | -9.39 | 0.30 | 2.0 | 2.59 | 30.0 |
| 純利益 | 69百万円 | -258百万円 | 11百万円 | 168百万円 | 321百万円 | 90.7 |
| 売上高 | 7,659百万円 | 2,758百万円 | 4,010百万円 | 8,266百万円 | 12,363百万円 | 49.6 |
| 純資産 | ー | ー | 10百万円 | 964百万円 | 1,896百万円 | 96.7 |
| 総資産 | 2,517百万円 | 2,134百万円 | 2,340百万円 | 3,146百万円 | 4,315百万円 | 37.2 |
株価の割安性:割高
この企業は、PERが27.29倍、PBRが4.62倍と市場平均を大きく上回り、割高と判断されます。割高の要因としては、観光HR事業や地方創生事業、情報システム事業の多角的な展開による成長期待が挙げられます。特に、観光HR事業の売上高が前期比51.0%増、地方創生事業の売上高が29.4%増と大幅に成長していることが投資家から高く評価されていると考えられます。また、ROEが22.5%、ROAが7.4%と高い収益性も株価を押し上げる要因となっています。
収益性:高い
当期のROEは22.5%、ROAは7.4%、売上高利益率は2.59%です。これらの数値を基に収益性を評価すると、収益性は高いと判断できます。ROEは10%を大きく超え、ROAも5%を上回っており、売上高利益率も改善しています。
収益性が高い要因として、以下の点が挙げられます。まず、売上高が前期比49.6%増加し、特に観光HR事業が大きく貢献しています。観光HR事業では、訪日外国人旅行者の増加や国内旅行需要の回復により、宿泊施設等の人材需要が旺盛であったことが影響しています。また、地方創生事業や情報システム事業も堅調に推移しており、全体的な業績向上に寄与しています。さらに、IT技術を活用した業務効率化や、積極的な広告宣伝投資が求職者の確保に繋がり、収益性の向上に寄与しています。
業績のトレンド:好調
この企業の業績トレンドは好調と判断できます。売上高は前期比49.6%増加し、12,363百万円に達しています。純利益は前期比90.7%増加し、321百万円となっています。ROAやROEもそれぞれ37%および17.2%増加しており、企業の収益性が向上しています。売上高利益率も30%増加しており、利益率の改善が見られます。
要因としては、観光HR事業の好調が大きく寄与しています。特に、訪日外国人旅行者の増加や国内旅行需要の回復が背景にあります。また、地方創生事業や情報システム事業も堅調に推移しており、全体的な売上と利益の増加に寄与しています。さらに、積極的な広告宣伝投資や新規開業の成功も業績向上に貢献しています。
株式会社ダイブの概要や事業内容など
| 企業名 | 株式会社ダイブ |
|---|---|
| URL | https://dive.design/ |
| 業種 | サービス業 |
| 決算日 | 6月30日 |
企業概要
当社は、「一生モノの『あの日』を創り出す」というミッションと、「誰もがジブンの人生を愛せる世界へ」というビジョンを掲げ、観光HR事業、地方創生事業、情報システム事業の3つの報告セグメントに分かれて事業を展開しています。観光HR事業はリゾートバイトに特化した人材派遣・紹介サービスを提供し、地方創生事業では全国7ヶ所でグランピング施設やホテル施設を運営しています。情報システム事業は取引先の情報システム全般に対するサポートサービスを展開しています。これらの事業を通じて、若者の成長や地域の活性化、IT人材の育成に貢献しています。
事業内容
観光HR事業は、リゾートバイトに特化した人材派遣・紹介業を行い、日本全国の観光施設に人材を供給しています。観光産業は日本経済の成長分野とされ、訪日外国人旅行者の増加に伴い宿泊需要が高まる中、地方圏の観光施設の人手不足を解消するために都市部の若手人材を派遣しています。リゾートバイトの特異な経験が若者の成長に寄与し、地方移住や地方創生にもつながっています。
地方創生事業では、グランピング施設やホテル施設を運営し、地域の魅力を発掘・発信することで地域の活性化を図っています。非観光地を中心に出店し、地元の方々や宿泊客にとって特別な体験を提供しています。施設の運営には観光HR事業との連携を活かし、効率的な人材活用と集客を実現しています。
情報システム事業は、情報システム周り全般のサポートを行い、IT業界未経験者を積極的に採用・育成しています。顧客のシステム選定・導入、PCキッティング、RPA導入支援など多岐にわたるサービスを提供し、顧客企業の成長や発展に貢献しています。業務の効率化と顧客体験価値の向上を目指し、積極的なIT・デジタル投資を行っています。
