相対年度 | 4期前 | 3期前 | 2期前 | 前期 | 当期 | 前期比(%) |
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項目名 | ||||||
PBR | ー | ー | ー | 3.07 | 2.89 | -6.1 |
PER(株価収益率) | 28.5 | 22.0 | 25.79 | 23.5 | 21.0 | -10.6 |
ROA(総資産利益率) | ー | ー | ー | 10.5 | 11.0 | 4.8 |
ROE(自己資本利益率) | 11.10 | 13.0 | 13.39 | 13.39 | 14.19 | 6.0 |
売上高利益率 | ー | ー | ー | 15.30 | 16.79 | 9.8 |
純利益 | ー | ー | ー | 12,851百万円 | 14,376百万円 | 11.9 |
売上高 | 67,590百万円 | 80,065百万円 | 81,193百万円 | 83,924百万円 | 85,419百万円 | 1.8 |
純資産 | ー | ー | 5,000百万円 | 98,076百万円 | 104,425百万円 | 6.5 |
総資産 | 102,667百万円 | 109,807百万円 | 117,423百万円 | 122,280百万円 | 130,141百万円 | 6.4 |
株価の割安性:割高
この企業は、PERが21.0倍、PBRが2.89倍と市場平均を上回り、割高と判断されます。割高の要因としては、ROEが14.19%と高い収益性を維持していること、売上高や純利益が安定して増加していること、さらにインフラメンテナンス市場の受注環境が良好であることが挙げられます。これらの要素が投資家からの評価を高め、株価上昇につながっています。
収益性:高い
当期のROEは14.19%、ROAは11.0%、売上高利益率は16.79%です。これらの数値を基に収益性を評価すると、収益性は高いと判断できます。ROEは10%を大きく超え、ROAも5%を大幅に上回っており、売上高利益率も16.79%と非常に高い水準です。
収益性が高い要因として、以下の点が挙げられます。まず、売上高が前期比1.8%増加し、特に高速道路会社からの大型工事の受注が順調に進捗したことが大きく貢献しています。また、経常利益や純利益もそれぞれ9.7%と11.9%増加しており、効率的なコスト管理と高収益案件の獲得が収益性向上に寄与しています。さらに、売上総利益率が前年度の28.0%から29.7%へと上昇しており、設計変更の獲得などが利益率の向上に寄与しています。
業績のトレンド:好調
この企業の業績トレンドは好調と判断できます。売上高は前期比1.8%増加し、85,419百万円に達しています。純利益も前期比11.9%増加し、14,376百万円となっています。ROE(自己資本利益率)も前期の13.39%から14.19%に上昇しており、自己資本の効率的な運用が進んでいることが伺えます。さらに、売上高利益率も前期比9.8%増加し、16.79%に達しています。
要因としては、高速道路会社の大型工事の受注が順調に進捗し、売上高と利益の増加に寄与していることが挙げられます。また、国や地方自治体からの受注も前年を上回り、受注環境が良好であることが業績にプラスの影響を与えています。さらに、設計変更の獲得により売上総利益率が上昇し、利益率の改善が見られます。
ショーボンドホールディングス株式会社の概要や事業内容など
企業名 | ショーボンドホールディングス株式会社 |
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URL | https://www.sho-bondhd.jp/ |
業種 | 建設業 |
決算日 | 6月30日 |
企業概要
当社グループは、当社、連結子会社17社及び関連会社3社で構成され、当社は純粋持株会社として当社グループの経営戦略立案及び子会社の業務執行に関する管理を行っています。地域及び事業内容別に配置された連結子会社が土木建築工事業及び製品の製造及び販売に関する事業を展開しており、国内外での事業活動を行っています。国内建設事業では、ショーボンド建設株式会社他12社及び関連会社1社が公共構造物の補修補強工事及び製品販売を行っています。製品製造事業はショーボンドマテリアル株式会社が担い、工事用材料やメカニカル継手の製造販売を行っています。国内及び海外への工事用材料の販売はSHO-BOND&MITインフラメンテナンス株式会社が担当し、海外建設はショーボンド(ホンコン)LTD.及びSHO-BOND&MIT USA,INC.、関連会社のCPAC SB&M Lifetime Solution Co.,Ltd.及びStructural Technologies, LLCが行っています。
事業内容
当社グループの事業は主に国内建設事業と製品製造事業に分かれています。国内建設事業では、ショーボンド建設株式会社他12社及び関連会社1社が公共構造物の補修補強工事及び製品販売を行っています。製品製造事業はショーボンドマテリアル株式会社が担い、工事用材料やメカニカル継手の製造販売を行っています。また、国内及び海外への工事用材料の販売はSHO-BOND&MITインフラメンテナンス株式会社が担当し、海外建設はショーボンド(ホンコン)LTD.及びSHO-BOND&MIT USA,INC.、関連会社のCPAC SB&M Lifetime Solution Co.,Ltd.及びStructural Technologies, LLCが行っています。さらに、当社グループは多様化する社会及び客先からのニーズに迅速に対応し、市場に密着した研究開発を行っており、インフラ構造物の補修や補強工法の共同研究を各機関や関連施工会社と進めています。これにより、社会資本を良好な状態で次世代に引き継ぐことを使命とし、メンテナンス業界のトップランナーとしての高度な技術開発力で豊かで安全な社会の実現に貢献しています。