2024-08-29有価証券報告書 株式会社コスモス薬品

企業名 株式会社コスモス薬品
URL https://www.cosmospc.co.jp/
業種 小売業
決算日 5月31日
資本金(百万円) 4178.0
所在地 福岡市博多区博多駅東二丁目10番1号 第一福岡ビルS館4階







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、「コスモス薬品の店があることで、その地域の日常の暮らしが豊かになることを目指します」を経営理念とし、医薬品・化粧品・雑貨・一般食品といった日常生活で必ず必要となる消耗品を満載したドラッグストアを展開しています。2024年5月末現在、関東・中部・関西・中国・四国・九州地区で1,490店舗を運営しています。

各事業の内容と状況

当社グループは単一セグメントであるため、以下の商品区分別に事業内容を記載します。

商品区分 主要販売品目
医薬品 一般大衆薬、ドリンク剤、オーラルケア商品、介護用品、ビタミン剤、健康食品、ダイエット食品、調剤
化粧品 化粧品、男性化粧品、ヘアケア商品、入浴剤
雑貨 ベビー用品、洗剤、防虫剤、芳香剤、バス・トイレ用品、調理用品、園芸用品、カー用品、衣料
一般食品 加工食品、日配食品、調味料、菓子、飲料、酒
その他 たばこ、他

従業員について

2024年5月31日現在、当社グループの従業員数は以下の通りです。

事業部門等の名称 従業員数(名) 臨時雇用者数(名)
営業部門 5310 21,086
管理部門 202 670
合計 5512 21,756

また、提出会社の従業員数は以下の通りです。

従業員数(名) 臨時雇用者数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
5504 21,719 31.1 6.8 4,618,023

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです。

名称 住所 資本金 (百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合 (%) 関係内容
株式会社グリーンフラッシュ 福岡市 博多区 10 ビル及び商業施設建物の総合維持管理、交通誘導警備等の請負 100.0 清掃業務の委託、従業員の出向、事務受託、役員の兼任(4名)

業績

当期の業績は以下の通りです。

指標 2023年5月 2024年5月 前期比(%)
売上高(百万円) 827,697 964,989 16.6
経常利益(百万円) 33,086 34,299 3.7
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 23,797 24,454 2.8
包括利益(百万円) 23,832 24,516 2.9
純資産額(百万円) 211,072 231,442 9.7
総資産額(百万円) 420,967 476,546 13.2
1株当たり純資産額(円) 5,330.26 5,840.26 9.6
1株当たり当期純利益(円) 600.96 617.22 2.7
自己資本比率(%) 50.1 48.6 -1.5
自己資本利益率(%) 11.9 11.1 -0.8
株価収益率(倍) 22.1 20.6 -1.5

各指標の増減について

売上高は前年同期比16.6%増加し、964,989百万円となりました。これは新規出店の増加と「毎日安い(エブリデイ・ロー・プライス)」政策の効果によるものです。経常利益は3.7%増加し、34,299百万円となりましたが、これは新規出店に伴う費用増加を上回る売上増加によるものです。親会社株主に帰属する当期純利益は2.8%増加し、24,454百万円となりました。

今後の見通し

今後の見通しについては以下の通りです。

指標 2024年5月 2025年5月予想 当期比(%)
売上高(百万円) 964,989 1,050,000 8.8
経常利益(百万円) 34,299 36,000 5.0
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 24,454 25,500 4.3

見通しの増減について

売上高は引き続き新規出店と既存店の売上増加により、8.8%増加する見込みです。経常利益は5.0%増加し、36,000百万円となる見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益は4.3%増加し、25,500百万円となる見込みです。

主要なリスク

投資家が知っておくべき主要なリスクは以下の通りです。

  • 法的規制: 医薬品医療機器等法や大店立地法の規制変更が業績に影響を与える可能性があります。
  • 人材の確保・育成: 店舗運営スタッフや有資格者の確保が難航した場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • 敷金及び保証金: 賃貸物件の敷金や保証金が回収できないリスクがあります。
  • 自然災害: 地震や台風などの自然災害が業績に影響を与える可能性があります。

まとめ

当社グループは、積極的な新規出店と「毎日安い(エブリデイ・ロー・プライス)」政策により、売上高と利益を着実に増加させています。今後もこの戦略を継続し、さらなる成長を目指しています。リスク要因としては、法的規制や人材確保の課題がありますが、これらに対する対策も講じています。全体として、現状と見通しは好調であると言えます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。