2024-08-29有価証券報告書 株式会社きずなホールディングス

企業名 株式会社きずなホールディングス
URL https://www.kizuna-hd.co.jp/
業種 サービス業
決算日 5月31日
資本金(百万円) 159.0
所在地 港区浜松町二丁目2番12号







有価証券報告書の解説


企業概要

当社は、1998年に創業者の髙見信光が宮崎県で葬祭業を営む家族のもとで設立されました。2000年に東京都港区に株式会社エポック・ジャパンを設立し、家族葬という新しいジャンルの葬儀を提供することで成長を遂げました。現在は、全国展開を進めるために株式会社きずなホールディングスとして活動しています。

各事業の内容と状況

当社グループは、葬儀事業を中心に展開しており、直営モデルと委託モデルの2つの形態で葬儀を提供しています。直営モデルでは、企業理念を反映した高品質なサービスを提供し、委託モデルでは、初期投資が高い地域での効率的な展開を行っています。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
45 42.0 2.9 5079

関連企業

当社の関連企業には、株式会社家族葬のファミーユ、株式会社花駒、株式会社備前屋があります。これらの企業は、葬儀事業を中心に展開しており、当社グループの成長を支えています。

業績

項目 2020年5月 2021年5月 2022年5月 2023年5月 2024年5月 前期比(%)
売上収益 (千円) 7,676,394 8,030,769 9,270,630 10,535,122 12,126,102 15.1
営業利益 (千円) 488,675 733,359 1,072,260 1,181,611 1,269,425 7.4
税引前当期利益 (千円) 333,574 565,030 897,294 992,922 1,046,101 5.4
親会社の所有者に帰属する当期利益 (千円) 210,426 359,368 598,778 700,818 744,784 6.3

各指標の増減について

売上収益は前期比15.1%増加し、12,126百万円となりました。これは、前期出店ホールの通期寄与や当期出店ホールの寄与、葬儀単価の上昇が要因です。営業利益も7.4%増加し、1,269百万円となりましたが、積極的な新店投資や人員投資に伴う費用増加が影響しました。

今後の見通し

項目 2024年5月期実績 2025年5月期計画 2026年5月期計画 2027年5月期計画 当期比(%)
売上収益 (百万円) 12,126 14,426 16,613 18,518 15.1
営業利益 (百万円) 1,269 1,805 2,243 2,544 42.2
当期利益 (百万円) 744 1,020 1,289 1,469 37.1
ホール数 (店) 150 173 198 224 16.0

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上収益は2025年5月期に14,426百万円、2026年5月期に16,613百万円、2027年5月期に18,518百万円と増加が見込まれています。これは、新規ホールの出店やオリジナルプランの増加が要因です。

主要なリスク

当社グループが直面する主要なリスクには、有利子負債の増加、のれんの減損リスク、競争環境の変化、個人情報の漏洩リスクなどがあります。特に、有利子負債の増加は、金利上昇や財務コベナンツへの抵触によるリスクがあり、これに対しては収益性を重視した戦略立案と経営管理を行っています。

まとめ

当社は、家族葬という新しいジャンルの葬儀を提供することで成長を遂げてきました。業績は好調であり、今後も新規ホールの出店やオリジナルプランの増加により、さらなる成長が見込まれます。しかし、競争環境の変化や有利子負債の増加などのリスクも存在するため、これらのリスクに対する適切な対応が求められます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。