2024-08-29有価証券報告書 東海ソフト株式会社

企業名 東海ソフト株式会社
URL https://www.tokai-soft.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 5月末日
資本金(百万円) 826.0
所在地 名古屋市中村区則武二丁目16番1号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社は独立系ソフトウエア開発会社であり、ソフトウエア受託開発およびソフトウエア開発に係る役務の提供を主たる事業としています。経営方針としては、「顧客に信頼される誠実な企業であること」、「技術・商品を常に研く企業であること」、「社員に信頼される誠実な企業であること」を掲げています。経営環境としては、製造業のデジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が進んでおり、これに対応するための技術力と人材の確保が課題となっています。

各事業の内容と状況

当社の事業は以下の3つに区分されます。

  • 組込み関連事業: 自動車やデジタル家電等の制御ソフトウエアの開発を行っています。特にCASE(繋がる車・自動運転・カーシェア・電動化)分野の開発に注力しています。
  • 製造・流通及び業務システム関連事業: 工場の生産ラインや物流システムの監視・制御ソフトウエアの開発を行っています。IoTやAIを活用したシステム開発も手掛けています。
  • 金融・公共関連事業: 大手金融機関や各種省庁、地方自治体向けのソフトウエア開発を行っています。特に公共関連開発に注力しています。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(円)
565 36歳 11年 6,170,752

従業員の男女比や育児休業取得率なども公開されており、男性の育児休業取得率は42.9%と高い水準にあります。

関連企業

該当事項はありません。

業績

項目 当期 前期比(%)
売上高 8,738,542千円 13.2%
営業利益 1,004,514千円 16.2%
経常利益 1,006,360千円 16.6%
当期純利益 736,310千円 18.0%

各指標の増減について

売上高や利益の増加は、製造業や公共関連事業の需要が高まったことが主な要因です。特に公共関連事業の売上高は前期比33.2%増と大幅に伸びました。

今後の見通し

項目 当期見通し 当期比(%)
売上高 9,500,000千円 8.7%
営業利益 1,100,000千円 9.5%
経常利益 1,120,000千円 11.3%
当期純利益 800,000千円 8.6%

見通しの増減について

今後の見通しとしては、製造業や公共関連事業の需要が引き続き高まることが予想されます。特にDX関連の投資が増加する見込みです。

主要なリスク

当社が直面する主要なリスクとしては、以下の点が挙げられます。

  • 景気変動リスク: ソフトウエア開発事業は景気の影響を受けやすく、景気悪化時には受注が減少する可能性があります。
  • 大口顧客依存リスク: 大口顧客の事業方針変更や取引終了が業績に大きな影響を与える可能性があります。
  • 協力会社依存リスク: 協力会社の確保が難しくなった場合、事業拡大に支障をきたす可能性があります。
  • 人材確保リスク: 優秀な技術者の確保が難しくなった場合、開発力が低下する可能性があります。

まとめ

当社の業績は堅調に推移しており、特に公共関連事業や製造業向けのソフトウエア開発が好調です。今後もDX関連の需要が高まることが予想され、業績の拡大が期待されます。一方で、景気変動や大口顧客依存などのリスクも存在するため、これらのリスクに対する対策が重要です。総じて、現状と見通しは好調であると言えます。


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