企業名 | 三協立山株式会社 |
---|---|
URL | https://www.st-grp.co.jp/ |
業種 | 金属製品 |
決算日 | 5月31日 |
資本金(百万円) | 15000.0 |
所在地 | 高岡市早川70番地 |
企業概要
当社グループは、建材事業、マテリアル事業、商業施設事業、国際事業の4つの主要な事業を展開しています。経営理念として「お得意先」「地域社会」「社員」の三者が協力し共栄する協業の精神を掲げ、社会に貢献することを使命としています。
各事業の内容と状況
当社グループの事業内容は以下の通りです:
- 建材事業:ビル建材製品、住宅建材製品、エクステリア製品の製造・販売。
- マテリアル事業:アルミニウム及びマグネシウムの鋳造・押出・加工並びにその販売。
- 商業施設事業:店舗用陳列什器及び看板の製造・販売、店舗及び関連設備のメンテナンス。
- 国際事業:海外でのアルミニウムの鋳造・押出・加工並びにその販売。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) | 臨時従業員数(名) |
---|---|---|
建材事業 | 5032 | 931 |
マテリアル事業 | 1675 | 360 |
商業施設事業 | 781 | 57 |
国際事業 | 2433 | 474 |
その他 | 17 | 9 |
全社(共通) | 351 | 37 |
合計 | 10289 | 1868 |
関連企業
当社グループには、連結子会社46社及び持分法適用関連会社6社が含まれます。主要な関連企業は以下の通りです:
- 三協化成株式会社
- 協立アルミ株式会社
- SANKYO TATEYAMA (THAILAND) CO.,LTD.
- ST Extruded Products Germany GmbH
業績
指標 | 当期 | 前期比(%) |
---|---|---|
売上高 | 3,530億円 | -4.7% |
営業利益 | 38億円 | +42.6% |
経常利益 | 38億80百万円 | +13.5% |
親会社株主に帰属する当期純損失 | 10億19百万円 | -162.5% |
各指標の増減について
売上高は前期比で4.7%減少しましたが、営業利益は42.6%増加しました。これは、価格改定の浸透やリフォーム需要の獲得などが寄与したためです。一方で、親会社株主に帰属する当期純損失は10億19百万円となり、前期比で大幅に悪化しました。これは、令和6年能登半島地震による特別損失が影響しています。
今後の見通し
指標 | 当期 | 見通し | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 | 3,530億円 | 3,600億円 | +2.0% |
営業利益 | 38億円 | 40億円 | +5.3% |
経常利益 | 38億80百万円 | 40億円 | +3.1% |
親会社株主に帰属する当期純損失 | 10億19百万円 | 5億円 | -50.9% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は2.0%の増加が見込まれています。営業利益も5.3%の増加が予測されており、経常利益も3.1%の増加が見込まれています。親会社株主に帰属する当期純損失は50.9%の減少が予測されており、改善が期待されています。
主要なリスク
当社グループが直面する主要なリスクは以下の通りです:
- 経済環境に関するリスク:景気動向、金利の変動、為替の変動など。
- 事業活動に関するリスク:原材料・資材の価格変動、製品開発力及び競合など。
- 海外事業に関するリスク:自然災害、政治的不安、伝染病など。
- 法的規制・訴訟に関するリスク:製品の欠陥、公的規制、環境に関する規制など。
- 情報管理に関するリスク:情報漏洩、セキュリティリスクなど。
- 自然災害、事故及び感染症等の発生に関するリスク:地震、水害、火災、感染症など。
まとめ
当社グループは、建材事業、マテリアル事業、商業施設事業、国際事業の4つの主要な事業を展開しており、経営理念として「お得意先」「地域社会」「社員」の三者が協力し共栄する協業の精神を掲げています。今後の見通しとしては、売上高や営業利益の増加が期待されており、親会社株主に帰属する当期純損失も改善が見込まれています。しかし、経済環境や事業活動、海外事業、法的規制、情報管理、自然災害などのリスクには注意が必要です。
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