| 企業名 | 株式会社オータケ |
|---|---|
| URL | https://www.kk-otake.co.jp/ |
| 業種 | 卸売業 |
| 決算日 | 5月31日 |
| 資本金（百万円） | 1312.0 |
| 所在地 | 名古屋市中区丸の内２丁目１番８号 |
企業概要
当グループは、当社と子会社１社で構成され、管工機材の販売及び不動産賃貸業を主な事業としております。経営方針としては、取引先の課題解決に向けた最適ソリューションを提供し続けることを目指しています。経営環境は厳しい状況が続いており、競争激化や設備投資の動向に影響を受けやすいです。課題としては、営業基盤の強化や商品構成の変革、人材育成の強化が挙げられます。
各事業の内容と状況
当社の主な事業は管工機材卸売業であり、不動産賃貸業も行っていますが、重要性が乏しいため詳細な記載は省略されています。
従業員について
| 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|
| 269 (41) | 38.6 | 12.6 | 5553 |
当社の労働組合は1975年に組織され、現在の組合員数は218名です。労使関係は円満に推移しています。
関連企業
記載すべき関係会社はありません。
業績
| 指標 | 2023年5月期 | 2024年5月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 29321百万円 | 31253百万円 | 6.6% |
| 営業利益 | 915百万円 | 916百万円 | 0.2% |
| 経常利益 | 1105百万円 | 1117百万円 | 1.1% |
| 当期純利益 | 822百万円 | 774百万円 | -5.8% |
各指標の増減について
売上高は主に中部地区での半導体及び工作機械製造業向けの販売増加により増加しました。営業利益と経常利益も増加しましたが、当期純利益は特別利益の減少と特別損失の計上により減少しました。
今後の見通し
| 指標 | 2024年5月期 | 2025年5月期予測 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 31253百万円 | 33000百万円 | 5.6% |
| 営業利益 | 916百万円 | 1000百万円 | 9.2% |
| 経常利益 | 1117百万円 | 1200百万円 | 7.4% |
| 当期純利益 | 774百万円 | 850百万円 | 9.8% |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益すべてにおいて増加が予想されています。これは新規顧客の開拓や既存顧客でのシェア拡大、商品構成の変革、人材育成の強化が進むことによるものです。
主要なリスク
当社が直面する主要なリスクには以下のものがあります。
- 設備投資動向等の影響:公共投資や民間設備投資の減少が業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 取引先の信用リスク:取引先の財政状態の悪化により、売上債権の回収不能リスクがあります。
- 仕入価格の変動:素材の供給状況や市場価格の動向により仕入価格が変動する可能性があります。
- 物流コスト上昇:配送ドライバーの人手不足等により物流コストが上昇するリスクがあります。
- 減損損失:収益力の低下により減損処理が必要となるリスクがあります。
- 自然災害発生時のリスク:地震や水害等の自然災害により財産的な損害や業務処理の停止リスクがあります。
まとめ
当社は、管工機材の販売及び不動産賃貸業を主な事業としており、厳しい経営環境の中で営業基盤の強化や商品構成の変革、人材育成の強化に取り組んでいます。業績は堅調に推移しており、今後も成長が期待されますが、設備投資動向や取引先の信用リスク、仕入価格の変動などのリスクにも注意が必要です。総合的に見て、当社の現状と見通しは好調であると評価できます。
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