2024-08-28有価証券報告書 日本プロセス株式会社

企業名 日本プロセス株式会社
URL https://www.jpd.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 5月31日
資本金(百万円) 1487.0
所在地 品川区大崎一丁目11番1号







有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、情報通信技術を応用した新しい価値創造で顧客とともに社会に貢献することを企業理念としています。主な事業はシステム開発と情報サービスであり、エネルギープラントや交通・運輸、自動運転、医療機器など多岐にわたる分野で活動しています。

経営方針としては、品質・納期・価格・セキュリティの4項目に重点を置き、顧客満足度の向上を目指しています。また、新たな事業の創生にも注力し、ソフトウェアエンジニアリング技術を駆使して高い水準のサービスを提供しています。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は以下のように分類されます:

  • 制御システム:エネルギープラント、交通・運輸
  • 自動車システム:自動運転、車載制御
  • 特定情報システム:防災、危機管理、宇宙・航空
  • 組込システム:ストレージデバイス、IoT建設機械、医療機器
  • 産業・ICTソリューション:ビジネスシステム、公共システム

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
621 38.45 13.64 7,548,556

関連企業

当社グループは、連結子会社として中国遼寧省大連市にある「大連艾普迪科技有限公司」を有しています。この企業は各種ソフトウェアの開発を行っており、当社がシステム開発を委託しています。

業績

項目 2023年5月 2024年5月 前期比(%)
売上高(千円) 8,923,722 9,468,657 +6.1
経常利益(千円) 967,419 1,008,230 +4.2
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 682,595 730,514 +7.0
包括利益(千円) 739,617 712,860 -3.6
純資産額(千円) 10,077,663 10,456,534 +3.8
総資産額(千円) 12,311,655 12,803,046 +4.0

各指標の増減について

売上高は前年同期比で6.1%増加し、9,468,657千円となりました。これは主に産業・ICTソリューションや自動車システムの好調な売上によるものです。経常利益も4.2%増加し、1,008,230千円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は7.0%増加し、730,514千円となりましたが、包括利益は3.6%減少しました。

今後の見通し

項目 2024年5月 2025年5月予測 当期比(%)
売上高(千円) 9,468,657 10,000,000 +5.6
経常利益(千円) 1,008,230 1,050,000 +4.1
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 730,514 770,000 +5.4

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は5.6%増加し、10,000,000千円を見込んでいます。経常利益は4.1%増加し、1,050,000千円、親会社株主に帰属する当期純利益は5.4%増加し、770,000千円を予測しています。これらの増加は、主に新規案件の受注増加と既存案件の拡大によるものです。

主要なリスク

当社グループが直面する主要なリスクには以下のものがあります:

  • 主要取引先の占有率及び状況変化リスク:主要取引先の経済状況や方針変更が業績に影響を与える可能性があります。
  • 不採算プロジェクトのリスク:見積価格以上に開発コストがかかる場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • 投資活動におけるリスク:市場価格の変動や評価額の変動により、業績に影響を与える可能性があります。
  • 情報セキュリティに関するリスク:顧客の機密情報が漏洩した場合、損害賠償や信用低下が発生する可能性があります。
  • 社員の不正行為や不法行為のリスク:社員による不正行為が業績に影響を与える可能性があります。
  • 人材確保のリスク:優秀な人材の確保が困難な場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • 技術革新のリスク:技術の進化に対応できない場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • カントリーリスク:中国現地法人の事業が政情や経済状況の変化により影響を受ける可能性があります。
  • 大規模災害等のリスク:大規模地震やパンデミックが発生した場合、業務の停止や縮小が発生する可能性があります。

まとめ

当社グループは、情報通信技術を応用した新しい価値創造で顧客とともに社会に貢献することを企業理念としています。2024年5月期の業績は好調であり、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が増加しました。今後も新規案件の受注増加と既存案件の拡大により、さらなる成長が期待されます。

しかし、主要取引先の占有率や不採算プロジェクト、情報セキュリティなどのリスクも存在します。これらのリスクに対しては、適切な対策を講じることでリスクの軽減を図っています。

総じて、当社グループの現状と見通しは好調であり、今後も持続的な成長が期待されます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。