| 企業名 | 日本国土開発株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.n-kokudo.co.jp/ |
| 業種 | 建設業 |
| 決算日 | 5月31日 |
| 資本金（百万円） | 5012.0 |
| 所在地 | 港区虎ノ門四丁目３番１３号 |
企業概要
この企業は、土木事業、建築事業、関連事業を展開しており、特に土木事業ではダムや道路、橋梁などの社会基盤整備を行っています。経営理念として「わが社はもっと豊かな社会づくりに貢献する」を掲げ、SDGs達成を目指しています。経営環境としては、建設資材の価格高騰や労務需給の逼迫などの課題があります。
各事業の内容と状況
土木事業では、ダムや道路、橋梁などの社会基盤整備を行い、独自の技術を開発しています。建築事業では、公共施設やオフィスビル、マンションなどの建設を行い、高品質な建物を提供しています。関連事業では、不動産の売買や賃貸、再生可能エネルギー事業を展開しています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(人) |
|---|---|
| 土木事業 | 450 |
| 建築事業 | 562 |
| 関連事業 | 36 |
| 合計 | 1048 |
従業員の平均年齢は40.4歳、平均勤続年数は13.0年、平均年間給与は751万円です。
関連企業
主要な関連企業には、国土開発工業株式会社、海洋工業株式会社、福島エコクリート株式会社などがあります。これらの企業は土木工事や建設用機械の製造・販売を行っています。
業績
| 項目 | 2023年5月期 | 2024年5月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 154,202 | 135,701 | -12.0% |
| 経常利益 (百万円) | 4,639 | -9,343 | -301.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 3,291 | -7,191 | -318.5% |
| 包括利益 (百万円) | 3,717 | -7,356 | -298.0% |
各指標の増減について
売上高は前期比で12.0%減少しました。これは、特定大型造成現場での追加費用や資材価格の上昇、不採算現場の発生が要因です。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益も大幅に減少し、赤字に転じました。
今後の見通し
| 項目 | 2024年5月期 | 2025年5月期予測 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 135,701 | 140,000 | +3.2% |
| 経常利益 (百万円) | -9,343 | -5,000 | +46.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | -7,191 | -3,000 | +58.3% |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、売上高は3.2%の増加が見込まれています。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益も改善が予想されていますが、依然として赤字が続く見通しです。
主要なリスク
主要なリスクとしては、建設市場の動向、人材確保の難しさ、労務単価及び資材価格の高騰、取引先の信用リスク、施工物の瑕疵、建設活動に伴う事故、資産保有リスク、関連事業に係るリスク、海外事業に伴うリスク、法的規制、大規模災害、情報セキュリティリスク、訴訟リスク、気候変動リスクなどがあります。
まとめ
この企業は、土木事業、建築事業、関連事業を展開しており、特に土木事業では独自の技術を開発しています。2024年5月期の業績は大幅な赤字となりましたが、今後の見通しとしては売上高の増加と赤字の縮小が期待されています。主要なリスクを管理しつつ、業績の改善に努めることが重要です。
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