| 企業名 | 西川ゴム工業株式会社 |
|---|---|
| URL | http://www.nishikawa-rbr.co.jp/ |
| 業種 | ゴム製品 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 3364.0 |
| 所在地 | 広島市西区三篠町２丁目２番８号 |
企業概要
この企業は、自動車用部品や一般産業資材を製造・販売している企業です。経営方針としては、資本コストや株価を意識した経営の実現を目指し、SDGsやESGなどのサステナブル経営との融合を図っています。経営環境としては、新型コロナウイルス感染症の影響や半導体不足、ウクライナ情勢などの外部環境の変化に対応しています。課題としては、グローバルでの競争力強化や新規分野への進出が挙げられます。
各事業の内容と状況
この企業は、自動車用部品や一般産業資材を製造・販売しています。日本国内では、自動車用部品の製造を主に行い、北米や東アジア、東南アジアでも同様の事業を展開しています。各地域での事業状況は以下の通りです。
- 日本: 自動車生産台数の増加により売上高が増加。
- 北米: 自動車生産台数の増加により売上高が増加。
- 東アジア: 自動車生産台数は増加したが、受注車種の減少により売上高が減少。
- 東南アジア: 自動車生産台数の増加により売上高が増加。
従業員について
| 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|
| 1341 | 45.2 | 21.2 | 5906 |
この企業の従業員数は1341名で、平均年齢は45.2歳、平均勤続年数は21.2年、平均年間給与は5906千円です。
関連企業
この企業には多くの関連企業があります。主要な関連企業は以下の通りです。
- 西川物産㈱: 自動車用部品および金型の製造、一般産業資材の製造販売
- ㈱西川ビッグオーシャン: 自動車用部品の加工、一般産業資材の製造
- ニシカワ・クーパー LLC: 自動車用部品の製造販売
- 上海西川密封件有限公司: 自動車用部品の製造販売
- PT. ニシカワ・カリヤ・インドネシア: 自動車用部品の製造販売
業績
| 指標 | 当期 | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 | 117,904百万円 | 20.1% |
| 経常利益 | 8,920百万円 | 569.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 5,038百万円 | 330.3% |
各指標の増減について
売上高は自動車生産台数の増加により増加しました。経常利益は合理化・効率化活動の成果により大幅に増加しました。親会社株主に帰属する当期純利益も同様に増加しました。
今後の見通し
| 指標 | 見通し | 当期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 | 110,000百万円 | △6.7% |
| 営業利益 | 5,500百万円 | △19.7% |
| 経常利益 | 6,800百万円 | △25.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 4,600百万円 | △21.2% |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のすべてが減少する見込みです。これは、原材料価格の上昇や市場環境の変化が影響しています。
主要なリスク
この企業が直面する主要なリスクには以下のようなものがあります。
- 経済状況: 自動車市場の低迷や材料供給不足が業績に影響を与える可能性があります。
- 自然災害: 地震や豪雨などの自然災害が事業活動に影響を与える可能性があります。
- 為替レートの変動: 外国通貨の使用により為替変動の影響を受ける可能性があります。
- 価格競争: グローバルな競争により利益が圧迫される可能性があります。
- 海外進出: 進出国の政治的、経済的事情による影響を受ける可能性があります。
- 原材料、部品の供給: 原材料価格の上昇や供給不足が業績に影響を与える可能性があります。
- 情報セキュリティ: サイバー攻撃や情報漏洩が業績や社会的信用に影響を与える可能性があります。
- 製品の市場での不具合: 製品の不具合による損害賠償が発生する可能性があります。
- 重要な訴訟等の発生: 訴訟が提起され、企業の主張と相違する結果となった場合、業績に影響を与える可能性があります。
まとめ
この企業は、自動車用部品や一般産業資材を製造・販売しており、グローバルな事業展開を行っています。業績は好調であり、売上高や利益が大幅に増加しています。しかし、今後の見通しとしては、原材料価格の上昇や市場環境の変化により減少する見込みです。主要なリスクとしては、経済状況や自然災害、為替レートの変動、価格競争、海外進出、原材料供給、情報セキュリティ、製品の不具合、訴訟等が挙げられます。総合的に見て、現状は好調ですが、今後の見通しには注意が必要です。
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