2024-08-26有価証券報告書 フィードフォースグループ株式会社

企業名 フィードフォースグループ株式会社
URL https://feedforcegroup.jp/
業種 サービス業
決算日 5月末日
資本金(百万円) 10.0
所在地 文京区湯島三丁目19番11号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、デジタルマーケティング・Eコマースの領域において、運用型広告代行、データフィード及びID連携をはじめとしたテクノロジーを駆使し、「企業の持つ情報を適切な形でユーザーに届ける」ことで、企業の抱える課題の解決や生産性の向上を支援しています。経営方針として「『働く』を豊かにする。」を掲げ、グローバルな市場で事業展開を進めています。

各事業の内容と状況

当社グループは、プロフェッショナルサービス事業、SaaS事業、DX事業の3つの事業セグメントで構成されています。

  • プロフェッショナルサービス事業: エンタープライズを中心に運用型広告代行及びデータフィードマーケティングの支援を行っています。
  • SaaS事業: エンタープライズからSMBまで幅広い企業に対し、セルフサービスで高度なマーケティングが実施できるツールを提供しています。
  • DX事業: 主にEC事業者を対象としてShopifyによるサイト構築の支援に加え、Shopifyアプリなどの開発・提供を行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 平均臨時雇用者数(人)
プロフェッショナルサービス事業 104 20
SaaS事業 51 4
DX事業 62 3
全社(共通) 12 2
合計 229 29

従業員数は229人で、平均臨時雇用者数は29人です。平均年齢は39.5歳、平均勤続年数は6.6年、平均年間給与は7,672,937円です。

関連企業

当社グループは、フィードフォースグループ株式会社と連結子会社7社及び関連会社1社で構成されています。主要な関連企業は以下の通りです。

  • アナグラム株式会社
  • 株式会社フィードフォース
  • 株式会社ソーシャルPLUS
  • 株式会社フラクタ
  • 株式会社リワイア
  • FEEDFORCE VIETNAM COMPANY LIMITED
  • シッピーノ株式会社
  • テープス株式会社(持分法適用関連会社)

業績

項目 2023年5月期 2024年5月期 増減額 増減率(%)
売上高 3,966 4,229 262 6.6
EBITDA 1,275 1,445 169 13.3
営業利益 1,029 1,237 208 20.2
経常利益 1,020 1,166 145 14.3
親会社株主に帰属する当期純利益 112 473 360 319.4

各指標の増減について

売上高は前年同期比6.6%増加し、4,229百万円となりました。これは新規顧客の獲得及び既存顧客の広告予算の増加によるものです。EBITDAは13.3%増加し、1,445百万円となりました。営業利益は20.2%増加し、1,237百万円となりました。経常利益は14.3%増加し、1,166百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は319.4%増加し、473百万円となりました。

今後の見通し

項目 2024年5月期 2025年5月期(予想) 増減額 増減率(%)
売上高 4,229 4,580 351 8.3
営業利益 1,237 1,800 563 45.5

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は8.3%増加し、4,580百万円を予想しています。営業利益は45.5%増加し、1,800百万円を予想しています。これは新規事業の開発及び既存事業の拡大によるものです。

主要なリスク

当社グループが直面する主要なリスクは以下の通りです。

  • インターネット広告市場の変動: 広告市場は企業の景気動向に敏感であり、景気の変動等による影響を受けやすいです。
  • 技術革新のスピード: デジタルマーケティング領域では技術革新のスピードが非常に早く、新しいテクノロジーや広告手法が次々と開発されます。
  • 法的規制の変化: インターネット利用の普及に伴い、個人情報の取扱いに関する法的規制が強化される可能性があります。
  • 競合他社の存在: 国内外に競合他社が存在し、競争が激化する可能性があります。
  • 特定媒体への依存度: Google、Facebook、Yahoo!JAPAN等の主要媒体への依存度が高いです。
  • 情報セキュリティ管理体制: 情報の外部流出等が発生した場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

まとめ

当社グループは、デジタルマーケティング・Eコマースの領域で多様なサービスを提供し、企業の課題解決や生産性向上を支援しています。業績は堅調に推移しており、今後も新規事業の開発及び既存事業の拡大により成長が期待されます。しかし、インターネット広告市場の変動や技術革新のスピード、法的規制の変化等のリスクにも注意が必要です。総じて、当社グループの現状と見通しは好調であると評価できます。


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