企業名 | ファーストコーポレーション株式会社 |
---|---|
URL | https://www.1st-corp.com/ |
業種 | 建設業 |
決算日 | 5月31日 |
資本金(百万円) | 728.0 |
所在地 | 杉並区荻窪四丁目30番16号 |
企業概要
当社グループは、主に分譲マンション建設工事の施工を中心とした「建設事業」及びマンション・デベロッパーへの事業化提案を行う「不動産事業」を行っています。経営方針としては、「より良質な住宅を供給し、豊かな住環境に貢献する」という社是のもと、安全・安心・堅実をモットーにしています。
各事業の内容と状況
建設事業では、マンション建設工事の引合いによる「入札方式」と、マンション用地確保による「造注方式」の2つのモデルがあります。不動産事業では、マンション・デベロッパーへの事業化提案を行っています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) | 従業員数(名) |
---|---|---|
建設事業 | 99 | 〔37〕 |
不動産事業 | 32 | 〔2〕 |
その他事業 | 20 | 〔12〕 |
全社(共通) | 31 | 〔5〕 |
合計 | 182 | 〔56〕 |
関連企業
主要な関連企業として、ファーストエボリューション株式会社があります。この企業は不動産事業及びその他事業を行っており、当社が92.5%の議決権を所有しています。
業績
指標 | 2023年5月 | 2024年5月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (千円) | 25,543,522 | 28,485,091 | 11.5% |
経常利益 (千円) | 1,979,336 | 1,422,240 | -28.1% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 1,364,690 | 944,916 | -30.8% |
純資産額 (千円) | 7,922,920 | 8,468,076 | 6.9% |
総資産額 (千円) | 21,466,967 | 23,717,601 | 10.5% |
自己資本比率 (%) | 36.9 | 35.7 | -3.3% |
各指標の増減について
売上高は11.5%増加しましたが、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ28.1%と30.8%減少しました。これは主に建築資材価格の高騰や労務費の上昇が影響しています。
今後の見通し
指標 | 2024年5月 | 2025年5月 (予測) | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (千円) | 28,485,091 | 34,500,000 | 21.1% |
経常利益 (千円) | 1,422,240 | 2,170,000 | 52.6% |
完成工事総利益率 (%) | 8.9 | 8.5 | -4.5% |
売上高営業利益率 (%) | 5.1 | 6.5 | 27.5% |
見通しの増減について
売上高と経常利益はそれぞれ21.1%と52.6%の増加が見込まれていますが、完成工事総利益率は4.5%減少する見通しです。これは、建築資材価格の高止まりや労務費の上昇が続くと予想されるためです。
主要なリスク
当社グループの主要なリスクとして、以下の点が挙げられます。
- 分譲マンション建設市場の動向によるリスク: マンション市場の動向に大きく影響を受けるため、景気や金利、地価の変動がリスクとなります。
- 主要事業エリアを東京圏としていることによるリスク: 東京圏に集中しているため、地震や風水害などの自然災害のリスクがあります。
- 建設コストの変動によるリスク: 建築資材価格や労務費の変動が利益に影響を与える可能性があります。
- 法的規制、行政規制等によるリスク: 建設業法や建築基準法などの法的規制により、事業展開に影響が出る可能性があります。
まとめ
当社グループの業績は、売上高が増加したものの、経常利益や純利益は減少しました。今後の見通しとしては、売上高と経常利益の増加が見込まれていますが、建築資材価格や労務費の上昇が続くため、利益率の改善が課題となります。主要なリスクとしては、分譲マンション市場の動向や自然災害、建設コストの変動などが挙げられます。総合的に見て、当社グループの現状はやや不調ですが、今後の見通しは改善の余地があると考えられます。
AI判定による類似企業・競合TOP10
No.1 | 株式会社錢高組 |
No.2 | 若築建設株式会社 |
No.3 | 積水ハウス株式会社 |
No.4 | 株式会社アスコット |
No.5 | 株式会社新日本建物 |
No.6 | 大和ハウス工業株式会社 |
No.7 | 株式会社サンワカンパニー |
No.8 | ビジネス・ワンホールディングス株式会社 |
No.9 | 株式会社LAホールディングス |
No.10 | 美樹工業株式会社 |
※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。