企業名 | Cocolive株式会社 |
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URL | https://cocolive.co.jp/ |
業種 | 情報・通信業 |
決算日 | 5月31日 |
資本金(百万円) | 99.0 |
所在地 | 千代田区神田須田町1ー17 神田須田町117ビルディング 5F |
企業概要
当社は「テクノロジーとマーケティングの力で、住宅・不動産業界で働く“人”の力が最もうまく活かされる仕組みを創り上げたい」をミッションとして、BtoBのクラウドサービス事業を営んでおります。
主力プロダクト「KASIKA」は不動産業界に特化したマーケティング・オートメーションツールで、主に「工務店・ハウスメーカー」「不動産売買仲介業者」「分譲マンション事業者」に対して提供されています。
重要な顧客とのコミュニケーションプロセス全体をデジタル化・自動化するKASIKAは、集客から成約後のフォローまで幅広い機能を持ち、不動産業界の営業活動の効率化を推進しています。
各事業の内容と状況
当社の事業は主に、「KASIKA」を通じたクラウドサービスの提供です。
状況として、KASIKAは、現在日本国内の不動産業界で広く利用され、その機能は自動メール返信、顧客管理、追客、成約後のフォローなど多岐にわたります。事業の伸長に伴い、各オプション機能も随時追加され、顧客の利便性向上を図っています。
従業員について
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
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83 | 33.7 | 2.4 | 4844 |
労働環境においては、労働組合は設立されていませんが、労使関係は安定しています。
関連企業
該当事項はございません。
業績
指標 | 当期 | 前期比(%) |
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売上高(千円) | 1,027,747 | 28.9 |
営業利益(千円) | 215,045 | 53.2 |
経常利益(千円) | 203,233 | 44.5 |
純資産(千円) | 662,776 | 148.9 |
これらの数値は、積極的な営業活動と成長戦略の成果を反映しています。
各指標の増減について
売上高や営業利益の増加は、当社の提供する「KASIKA」が市場で評価され、多くの契約が継続され、さらに新規契約も獲得できたことに起因します。一方、経費の増加要因としては、採用活動に伴う人件費や広告販売経費の増加がありますが、それを上回る売上の増加により、最終的な営業利益や経常利益が大幅に向上しました。
今後の見通し
指標 | 見通し(千円) | 当期比(%) |
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売上高 | 1,200,000 | 16.7 |
営業利益 | 250,000 | 16.3 |
経常利益 | 240,000 | 18.0 |
見通しの増減について
今後の見通しとしても、経営基盤の強化と新サービスの展開による成長を見込んでいます。不動産業界のデジタル化が進む中で、引き続きKASIKAの需要が高まると予測されるため、売上高や利益も順調に伸びていくと思われます。
主要なリスク
当社の事業運営に関連するリスクとしては、以下のものがあります:
- 市場全般の景気変動リスク: 経済情勢の悪化などにより、不動産業界のIT投資が低迷する可能性。
- 技術革新への対応リスク: 新技術への対応が遅れた場合の競争力低下リスク。
- システム障害やサイバー攻撃リスク: インターネット依存度が高く、サーバーダウンなどの技術リスク。
- 情報漏えいリスク: 顧客情報の外部流出による信用低下リスク。
まとめ
当社は、不動産業界に特化したクラウドサービス「KASIKA」を提供し、高い成長率を維持しています。現時点では業績も好調で、今後の見通しも明るいものと考えられます。
しかし、市場環境や技術的なリスクにも備える必要があります。全体として、当社の成長ポテンシャルを高く評価できますが、リスク管理も含めた経営戦略が求められるでしょう。