| 企業名 | 株式会社大光 |
|---|---|
| URL | https://www.oomitsu.com/ |
| 業種 | 卸売業 |
| 決算日 | 5月31日 |
| 資本金（百万円） | 1076.0 |
| 所在地 | 大垣市浅草二丁目６６番地 |
企業概要
当社は、業務用食品の卸売業、小売業、水産品の卸売業を主要な事業とする企業です。経営方針として「食」「豊かさ」の本質を追究し、社会に貢献することを掲げています。外商事業、アミカ事業、水産品事業の3つの柱を中心に、多様な食材の提供やサービスを通じて顧客と社会のニーズに応えています。
経営環境と課題
当社の主要販売先である外食産業は、インバウンド需要の回復や企業活動の活発化により客足は回復しています。しかし、原材料価格や物流費の上昇、慢性的な人手不足などの課題も存在します。食品の安全性確保や品質管理の徹底も今後ますます重要となります。
各事業の内容と状況
企業は3つの主要事業を運営しています。外商事業は、主にホテルやレストラン向けに食品を卸売しており、アミカ事業は、現金販売形式で一般消費者および小規模外食業者に食品を提供しています。水産品事業では、水産品を食品メーカーや卸売会社に供給しています。
従業員について
従業員の状況は以下の通りです。
| セグメントの名称 | 従業員数（名） | 臨時雇用者数（名） |
|---|---|---|
| 外商事業 | 257 | 35 |
| アミカ事業 | 248 | 459 |
| 水産品事業 | 8 | – |
| 全社共通 | 36 | 2 |
| 合計 | 549 | 496 |
関連企業
主要な関連企業として株式会社マリンデリカは、当社の連結子会社であり、水産品の卸売事業を担当しています。
業績
| 指標 | 当期 (2024年) | 前期 (2023年) | 前期比 (%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 70,505,597 | 64,825,518 | 8.8% |
| 経常利益（千円） | 1,145,531 | 820,021 | 39.7% |
| 当期純利益（千円） | 760,455 | 424,228 | 79.3% |
各指標の増減について
売上高は外商事業とアミカ事業の両方で拡大しました。経常利益と当期純利益も増加し、特に当期純利益は大幅増となりました。これは、新規顧客の獲得や効率化が主要因です。
今後の見通し
| 指標 | 今後の見通し (2025年) | 当期 (2024年) | 当期比 (%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 73,500,000 | 70,505,597 | 4.2% |
| 経常利益（千円） | 1,300,000 | 1,145,531 | 13.5% |
| 当期純利益（千円） | 800,000 | 760,455 | 5.2% |
見通しの増減について
今後の見通しでは、全体的に売上高と利益の増加が予想されています。これには、既存事業の拡大や新規店舗の追加が含まれます。
主要なリスク
投資家が知っておくべき主要なリスクは以下の通りです。特に食品の安全性や為替変動、外食産業の動向に注意が必要です。
- 食品の安全性: 商品の品質管理や賞味期限管理が重要な要素です。
- 為替変動: 海外からの食材調達が多いため、為替レートの変動が業績に影響を与えます。
- 外食産業の動向: 外食産業が主要な顧客であり、その動向が業績に直結します。
まとめ
現状の業績は非常に好調であり、今後も成長が見込まれています。特に外商事業とアミカ事業が好調です。しかし、食品の安全性や為替変動、外食産業の動向には引き続き注視する必要があります。
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